講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-31 / 芸術・文化 / 学内講座コード:”2331T012
オペラを楽しむ:新国立劇場『シモン・ボッカネグラ』 Tokyo シアター&レクチャーシリーズ
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先:
問合せ先:
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 11月10日(金)~12月1日(金)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 18:30~20:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 7,500円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
江戸の祭礼 (by 東京都立大学 飯田橋キャンパス)
講座詳細
【講座内容】
【電話申込のみ】TEL:03-3288-1050 (飯田橋キャンパス:平日9:00~17:30)
『シモン・ボッカネグラ』は、もともとは1857年にヴェネツィアで初演された、ヴェルディ壮年期のオペラです。しかし、失敗に終わった初演の24年後、すでに老境に差し掛かった大作曲家によって大幅な改訂が行われました。アルリーゴ・ボーイトが台本を書き直し、新たな音楽も加え、生まれ変わった『シモン・ボッカネグラ』は1881年のミラノで大きな成功を収めました。14世紀のジェノヴァを舞台に、政治権力をめぐる争いと父と娘の間の絆、男女の恋愛や嫉妬が交錯する複雑な愛憎劇が、主要登場人物5人の織り成す歌のアンサンブルと重厚なオーケストラによって展開する本作は、作曲時期の異なるヴェルディの音楽が混在するがゆえに、とりわけ彼のオペラを愛するファンに強く支持されてきた逸品です。
新国立劇場ではこの11月に『シモン・ボッカネグラ』が初めて上演されます。長年オランダ国立オペラを率い、現在はエクサン・プロヴァンス音楽祭芸術監督のピエール・オーディによる新演出であり、現代アートの巨匠アニッシュ・カプーアの美術ともども大いに注目されます。指揮は新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士が務めます。
本講座ではまず、『シモン・ボッカネグラ』の初演から改訂版初演に到る創作の経緯、及び作品の見どころ・聞きどころを解説します(第1回)。続いて、『シモン・ボッカネグラ』の過去の演出を振り返りつつ、この作品の解釈の可能性について考えます。今回の新制作でそれぞれ演出と美術を担当するオーディとカプーアのこれまでの仕事も紹介します(第2回)。公演鑑賞後には合評会の場を設け、受講者の方々と感想や意見を交換しつつ、『シモン・ボッカネグラ』というオペラの魅力をさらに深く掘り下げます(第3回)。
※申込期限:2023年10月23日(月)17:00
※上記申込期限以降はキャンセル不可(公演チケット予約のため)
※この講座を申し込まれる方は、同時に下記の公演鑑賞申し込みとなります。
※受講料7,500円のほかに、別途、下記の公演鑑賞のチケット代が必要です。
※チケット代は、必ず11月10日(金)の講座初日の受付時にお支払いください。
(お支払いは現金のみ/お釣りがないようにご用意ください)
【公演鑑賞】
日程:2023年11月26日(日)14時00分開演
演目:ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」
会場:新国立劇場オペラパレス
チケット料金:A席 21,000円(団体割引料金)2階席
B席 15,000円(団体割引料金)3階席
C席 9,000円(団体割引料金)4階席
※講座お申込みの際にチケットの席種をご指定ください。座席位置は指定できません。
※公演日は各自ご自由に鑑賞してください。
※本講座は、新国立劇場の協力により実施するものです。
※参考図書
『オペラ/音楽劇研究の現在 創造と伝播のダイナミズム』(共著、水声社、2021年)
【講座スケジュール】
第1回 11-10 18:30~20:00
第2回 11-24 18:30~20:00
第3回 12-01 18:30~20:00
【電話申込のみ】TEL:03-3288-1050 (飯田橋キャンパス:平日9:00~17:30)
『シモン・ボッカネグラ』は、もともとは1857年にヴェネツィアで初演された、ヴェルディ壮年期のオペラです。しかし、失敗に終わった初演の24年後、すでに老境に差し掛かった大作曲家によって大幅な改訂が行われました。アルリーゴ・ボーイトが台本を書き直し、新たな音楽も加え、生まれ変わった『シモン・ボッカネグラ』は1881年のミラノで大きな成功を収めました。14世紀のジェノヴァを舞台に、政治権力をめぐる争いと父と娘の間の絆、男女の恋愛や嫉妬が交錯する複雑な愛憎劇が、主要登場人物5人の織り成す歌のアンサンブルと重厚なオーケストラによって展開する本作は、作曲時期の異なるヴェルディの音楽が混在するがゆえに、とりわけ彼のオペラを愛するファンに強く支持されてきた逸品です。
新国立劇場ではこの11月に『シモン・ボッカネグラ』が初めて上演されます。長年オランダ国立オペラを率い、現在はエクサン・プロヴァンス音楽祭芸術監督のピエール・オーディによる新演出であり、現代アートの巨匠アニッシュ・カプーアの美術ともども大いに注目されます。指揮は新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士が務めます。
本講座ではまず、『シモン・ボッカネグラ』の初演から改訂版初演に到る創作の経緯、及び作品の見どころ・聞きどころを解説します(第1回)。続いて、『シモン・ボッカネグラ』の過去の演出を振り返りつつ、この作品の解釈の可能性について考えます。今回の新制作でそれぞれ演出と美術を担当するオーディとカプーアのこれまでの仕事も紹介します(第2回)。公演鑑賞後には合評会の場を設け、受講者の方々と感想や意見を交換しつつ、『シモン・ボッカネグラ』というオペラの魅力をさらに深く掘り下げます(第3回)。
※申込期限:2023年10月23日(月)17:00
※上記申込期限以降はキャンセル不可(公演チケット予約のため)
※この講座を申し込まれる方は、同時に下記の公演鑑賞申し込みとなります。
※受講料7,500円のほかに、別途、下記の公演鑑賞のチケット代が必要です。
※チケット代は、必ず11月10日(金)の講座初日の受付時にお支払いください。
(お支払いは現金のみ/お釣りがないようにご用意ください)
【公演鑑賞】
日程:2023年11月26日(日)14時00分開演
演目:ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」
会場:新国立劇場オペラパレス
チケット料金:A席 21,000円(団体割引料金)2階席
B席 15,000円(団体割引料金)3階席
C席 9,000円(団体割引料金)4階席
※講座お申込みの際にチケットの席種をご指定ください。座席位置は指定できません。
※公演日は各自ご自由に鑑賞してください。
※本講座は、新国立劇場の協力により実施するものです。
※参考図書
『オペラ/音楽劇研究の現在 創造と伝播のダイナミズム』(共著、水声社、2021年)
【講座スケジュール】
第1回 11-10 18:30~20:00
第2回 11-24 18:30~20:00
第3回 12-01 18:30~20:00
備考
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 新田 孝行 |
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肩書き | 東京都立大学 非常勤講師、慶應義塾大学 非常勤講師 |
プロフィール | オペラ・映画研究。パリ第3大学映画視聴覚研究所客員研究員を経て現職。早稲田大学オペラ/音楽劇研究所招聘研究員。主な著作に『オペラ/音楽劇研究の現在 創造と伝播のダイナミズム』(共著、水声社、2021年)、『芸術のリノベーション オペラ・文学・映画』(共著、中央大学出版部、2020年)、『キーワードで読むオペラ/音楽劇 研究ハンドブック』(項目執筆、アルテスパブリッシング、2017年)など。 |
関連講座
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