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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-09-01 / 日本史:経済:政治 / 学内講座コード:2321T012

幕末の新吉原遊廓 ー金融・政治の視点からー

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
9月11日(月)~10月2日(月)
講座回数
3回
時間
18:00~19:30
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
7,500円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
本講座では、幕末の江戸新吉原遊廓を取り上げ、政治、経済のしくみと関わりながら、性の売買が江戸時代の社会に深く浸透していた実態をさぐります。
人工的に築かれた巨大な城下町江戸には、女性の性を買うシステムが当初からくみこまれており、遊廓は、時代の経過とともに、社会のさまざまなしくみとの関わりを深めていきました。また、幕府行政や社会のあり方も遊廓の存在を前提として行われていくようになります。本講座では、その実情を、遊女屋の経営と遊廓運営、政治運動と遊廓、幕府行政と性の売買などの視点から検討し、遊女がその性を搾取されるしくみを、より深く理解することを目指します。
近世遊廓は、文化や芸能を生み出した江戸文化生成の場としてとらえられることも少なくありません。しかし、近世都市社会においては、性の売買が日常生活に深く組み込まれて、人びとの性意識の歪みを生み出し、現代の日本社会にも影響を及ぼし続けています。近代以降の日本における性の売買を考えるうえでも、近世の性売買の実態をとらえることが不可欠なのです。

参考図書:
『編著『新書版 性差の日本史』(集英社インターナショナル)
『江戸東京の明治維新』(岩波書店、2018年)
『明治維新と近世身分制の解体』(山川出版社、2005年)

【講座スケジュール】
第1回 09-11 18:00~19:30
第2回 09-25 18:00~19:30
第3回 10-02 18:00~19:30

備考

【対象者】
一般の方・大学生・高校生

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 横山 百合子
肩書き 国立歴史民俗博物館 名誉教授
プロフィール 博士(文学:東京大学)。
東京大学文学部国史学科卒業。神奈川県立高校で社会科教諭として勤務後、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。帝京大学文学部教授などを経て、国立歴史民俗博物館教授。現在は名誉教授。専攻は日本近世史。新吉原遊郭の研究はじめ、女性史の著作多数。日本のジェンダー史においても造詣が深い。
主な著作として、『明治維新と近世身分制の解体(山川出版社)』、『江戸東京の明治維新(岩波新書)』。
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