講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-23 / 日本史:自然科学・環境 / 学内講座コード:2321G107
東京をとりまく自然災害と防災 科学が開く未来への扉 島嶼火山・都市災害研究センター
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先:
問合せ先:
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 8月2日(水)~9月9日(土)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 18:30~20:00 9月9日(土)のみ14:00~17:10
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
科学が開く未来への扉 東京都立大学 研究センター紹介講座
東京都立大学 研究センター、リサーチコア
本学の研究は人文・社会・自然科学の各分野で高い水準にあり、それぞれの専門領域で優れた実績を挙げています。これらを有機的に結び、世界最高峰の研究拠点を目指すのが研究センター・リサーチコアで、学内外に研究の成果を発信しています。
研究センターシリーズ「科学が開く未来への扉」では、本学研究センター最先端の研究成果を紹介していきます。
島嶼火山・都市災害研究センター
世界から見た日本は、水に恵まれ、極端な気温に達することもありません。周囲を海に囲まれ山や湖があり風景はよく、数えきれない程の温泉もあります。専門的に湿潤温暖帯と呼ばれる自然環境によるものです。しかしこれは自然災害が発生しやすいことを意味し、111の活火山という世界有数の火山、くり返される巨大地震、毎年のように発生する風水害に象徴されます。しかも山がちで狭い国土に非常に多くの人々が暮らします。よって我々は、絶えず自然災害への備えを維持する必要があります。自然災害を最小限に抑えるためには、過去に発生した噴火や地震、土砂災害、風水害の歴史を理解し、適切な避難方法をはじめとした災害に備えた地域社会の整備、発災後の復興など、長期的な視野に基づく災害研究を総合的に進める必要性があります。
センターの先進性
東京は島嶼域と23区・多摩からなります。火山島、平野、山地と、多様な自然環境から構成されます。すなわち東京及びそれをとりまく都市と周辺域では、あらゆる災害種のシナリオ作成とそれに対する最適解を求める必要があります。また将来確実に発生する災害に対して、事前・事後における最適な社会的状態の構築を模索する必要性があります。本研究センターの目的はこれらの点にあります。
センターの未来像
本センターがかかわる東京の島嶼部は、火山災害を中心に土砂災害・風水害・津波といったマルチ災害ハザードと共生してきた社会です。都市部もまた、富士山など噴火が起きれば影響を得うる場所に火山を有しているだけでなく、首都直下地震の発生も間近とされています。そのため、あらゆる災害に対し、社会学、行動科学等なども含めた防災に常時対応できる総合的な研究センターへの発展を視野に入れてゆきます。
本研究センターは、専攻を超えた横断的な研究連携によって、長期的な視野に基づく自然災害研究を総合的に進める研究拠点であり、その最先端の研究成果を各分野の専門家が5回のシリーズで紹介します。
【講座スケジュール】
第1回 08-02 18:30~20:00
第2回 08-09 18:30~20:00
第3回 08-23 18:30~20:00
第4回 08-30 18:30~20:00
第5回 09-09 14:00~17:10
科学が開く未来への扉 東京都立大学 研究センター紹介講座
東京都立大学 研究センター、リサーチコア
本学の研究は人文・社会・自然科学の各分野で高い水準にあり、それぞれの専門領域で優れた実績を挙げています。これらを有機的に結び、世界最高峰の研究拠点を目指すのが研究センター・リサーチコアで、学内外に研究の成果を発信しています。
研究センターシリーズ「科学が開く未来への扉」では、本学研究センター最先端の研究成果を紹介していきます。
島嶼火山・都市災害研究センター
世界から見た日本は、水に恵まれ、極端な気温に達することもありません。周囲を海に囲まれ山や湖があり風景はよく、数えきれない程の温泉もあります。専門的に湿潤温暖帯と呼ばれる自然環境によるものです。しかしこれは自然災害が発生しやすいことを意味し、111の活火山という世界有数の火山、くり返される巨大地震、毎年のように発生する風水害に象徴されます。しかも山がちで狭い国土に非常に多くの人々が暮らします。よって我々は、絶えず自然災害への備えを維持する必要があります。自然災害を最小限に抑えるためには、過去に発生した噴火や地震、土砂災害、風水害の歴史を理解し、適切な避難方法をはじめとした災害に備えた地域社会の整備、発災後の復興など、長期的な視野に基づく災害研究を総合的に進める必要性があります。
センターの先進性
東京は島嶼域と23区・多摩からなります。火山島、平野、山地と、多様な自然環境から構成されます。すなわち東京及びそれをとりまく都市と周辺域では、あらゆる災害種のシナリオ作成とそれに対する最適解を求める必要があります。また将来確実に発生する災害に対して、事前・事後における最適な社会的状態の構築を模索する必要性があります。本研究センターの目的はこれらの点にあります。
センターの未来像
本センターがかかわる東京の島嶼部は、火山災害を中心に土砂災害・風水害・津波といったマルチ災害ハザードと共生してきた社会です。都市部もまた、富士山など噴火が起きれば影響を得うる場所に火山を有しているだけでなく、首都直下地震の発生も間近とされています。そのため、あらゆる災害に対し、社会学、行動科学等なども含めた防災に常時対応できる総合的な研究センターへの発展を視野に入れてゆきます。
本研究センターは、専攻を超えた横断的な研究連携によって、長期的な視野に基づく自然災害研究を総合的に進める研究拠点であり、その最先端の研究成果を各分野の専門家が5回のシリーズで紹介します。
【講座スケジュール】
第1回 08-02 18:30~20:00
第2回 08-09 18:30~20:00
第3回 08-23 18:30~20:00
第4回 08-30 18:30~20:00
第5回 09-09 14:00~17:10
備考
※高校生の参加は無料です。5回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鈴木 毅彦 |
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肩書き | 東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 教授、島嶼火山・都市災害研究センター長 |
プロフィール | 1963年生まれ。専門分野は地形学、第四紀学、火山学。研究内容は火山灰編年学、東京の地下地質、伊豆諸島の火山噴火史など。主な著書は『日本列島の「でこぼこ」風景を読む』(単著、ベレ出版、2021年)『わかる!取り組む!災害と防災火山』(共著、帝国書院、2017年)など。 |
名前 | 井上 公夫 |
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肩書き | 一般財団法人砂防フロンティア整備機構 専門研究員 |
プロフィール | - |
名前 | 市古 太郎 |
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肩書き | 東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 教授 |
プロフィール | 国内外の災害復興調査(中越,伊豆大島,トルコ,台湾,インドネシア)に従事。東日本大震災においては集落再建支援を融合させた研究を展開中。 |
名前 | 高道 昌志 |
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肩書き | 東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 助教 |
プロフィール | 1984年、富山県生まれ。法政大学大学院デザイン工学研究科博士課程修了、博士(工学)。専門は都市史・建築史。東京の水辺と地域構造の関係について研究を行う。2012年より「外濠市民塾」、2016年より「外濠再生懇談会」の企画運営に携わり地域での実践活動を行う。著書に『外濠の近代ー水都東京の再評価(法政大学出版会)』、(共著)『外濠ー江戸東京の水回廊(鹿島出版会)』など。 |