講座詳細情報
申し込み締切日:2023-08-16 / 芸術・文化 / 学内講座コード:2321G103
棟方志功の生涯と作品 日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ 棟方志功記念館
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:
問合せ先:
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 8月26日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 3,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
2021年春期より「日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ」講座がスタートしました。北海道から沖縄まで、日本全国の魅力ある個性的なミュージアムとそのコレクションについて、現地からオンラインで講座をお届けします。今回は青森市の棟方志功記念館です。2023年は棟方志功生誕120年となり東京都でも秋に大きな回顧展が予定されています。青森で生まれ育った棟方志功の作品世界や、芸術に身をささげた生涯について、記念館から特別な講座をお届けします。
棟方志功記念館は、青森が生んだ世界に誇る板画家・棟方志功の文化勲章受章を讃え、その芸業を末永く後世に伝えるため、青森県、青森市をはじめ、多くの方々の協力のもと、1975年に開館しました。
校倉造りを模した建築、四季折々の風情を感じさせてくれる池泉回遊式庭園、「作品を一点ずつじっくり見てほしい」という棟方の意向に基づいたコンパクトな展示室で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
棟方作品のコレクションは国内最多。板画、倭画、油絵、書の各作品に加え、版木、画材、書簡といった資料も豊富です。それらを順次ご紹介するため、年4回テーマを設けて入れ替えています。代表作《二菩薩釈迦十大弟子》は通年展示。また、制作風景や日常を記録したドキュメンタリー映画「彫る 棟方志功の世界」の上映もしており、作品と映像の両方から「世界のムナカタ」への理解を深めることができます。
来館者の8割が観光客ですが、青森の方々にこそ郷土の偉大な芸術家に親しんでもらいたいという思いで、毎年9月13日(画伯命日)と11月3日(文化の日)は無料開館日とし、館報「記念館だより」の発行やSNS・Youtubeでの発信、グッズデザイン等の活動もしています。
棟方志功記念館
【住所】030-0813 青森県青森市松原2-1-2
【開館時間】4月~10月 午前9時00分~午後5時00分、11月~3月 午前9時30分~午後5時00分
【休館日】月曜日(祝日及び8/2~7のねぶた祭期間は休まず開館)、年末年始
【入館料】一般550円(450円)、学生(専門含む)300円(200円)、高校生200円(100円)、小・中学生無料 ※( )は20名以上の団体
【アクセス】青森駅、新青森駅より市営バス乗車 「堤橋」バス停より徒歩約10分/青森自動車道青森中央インターから車で約15分
唯一無二の板画世界を展開し、今なお多くの人々を魅了してやまない棟方志功。パッと見ただけで棟方作品だと気づけるような特徴があり、裸婦や神仏など画題も印象的で、どちらかというとイメージが先行する作家かもしれません。しかし、じっくり鑑賞すると、板画を始めたばかりの頃から晩年に至るまで作風は次々と変化していたことがわかります。昭和10年頃から対象を模様のように表すことで独自の道を切り開きはじめ、《二菩薩釈迦十大弟子》に代表されるような白と黒の面による対比、戦後に挑戦する、黒地の体に白の刻線で輪郭を描く人物表現、公共施設を飾る巨大な板壁画…生涯で生み出した一万点とも二万点とも言われる作品の中には、様々な技法や表現、それまでの版画界にはなかった新しさなどが詰まっています。生誕120年の今年は、全国各地で棟方志功展が開かれます。ぜひこの機会に、棟方の生涯をたどりながら、時代ごとに変化を見せる作品の面白さを一緒に味わってみませんか?
【棟方志功記念館 展覧会情報】※詳細は当館HPでご確認ください。
◆生誕120年記念特別展「友情と信頼の障屏画」
2023年6月20日(火)~ 9月18日(月・祝)
生涯多くの友人・支援者に恵まれた棟方は、彼らのために邸宅内部を飾る襖絵や屏風絵を様々描きました。《御群鯉図》をはじめとする障屏画の大作を展示し、棟方の交友関係を紹介します。
◆秋の展示「安於母利妃」
2023年9月20日(水)~12月17日(日)
棟方の女人礼讃の原点には、貧しい暮らしの中15人の子どもたちを生み育てた故郷青森の母の姿がありました。愛(かな)しい母から受けた慈愛から広がる女人像を、棟方を育んだ青森の雄大な自然も交えて展覧します。
【講座スケジュール】
第1回 08-26 13:00~14:30
2021年春期より「日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ」講座がスタートしました。北海道から沖縄まで、日本全国の魅力ある個性的なミュージアムとそのコレクションについて、現地からオンラインで講座をお届けします。今回は青森市の棟方志功記念館です。2023年は棟方志功生誕120年となり東京都でも秋に大きな回顧展が予定されています。青森で生まれ育った棟方志功の作品世界や、芸術に身をささげた生涯について、記念館から特別な講座をお届けします。
棟方志功記念館は、青森が生んだ世界に誇る板画家・棟方志功の文化勲章受章を讃え、その芸業を末永く後世に伝えるため、青森県、青森市をはじめ、多くの方々の協力のもと、1975年に開館しました。
校倉造りを模した建築、四季折々の風情を感じさせてくれる池泉回遊式庭園、「作品を一点ずつじっくり見てほしい」という棟方の意向に基づいたコンパクトな展示室で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
棟方作品のコレクションは国内最多。板画、倭画、油絵、書の各作品に加え、版木、画材、書簡といった資料も豊富です。それらを順次ご紹介するため、年4回テーマを設けて入れ替えています。代表作《二菩薩釈迦十大弟子》は通年展示。また、制作風景や日常を記録したドキュメンタリー映画「彫る 棟方志功の世界」の上映もしており、作品と映像の両方から「世界のムナカタ」への理解を深めることができます。
来館者の8割が観光客ですが、青森の方々にこそ郷土の偉大な芸術家に親しんでもらいたいという思いで、毎年9月13日(画伯命日)と11月3日(文化の日)は無料開館日とし、館報「記念館だより」の発行やSNS・Youtubeでの発信、グッズデザイン等の活動もしています。
棟方志功記念館
【住所】030-0813 青森県青森市松原2-1-2
【開館時間】4月~10月 午前9時00分~午後5時00分、11月~3月 午前9時30分~午後5時00分
【休館日】月曜日(祝日及び8/2~7のねぶた祭期間は休まず開館)、年末年始
【入館料】一般550円(450円)、学生(専門含む)300円(200円)、高校生200円(100円)、小・中学生無料 ※( )は20名以上の団体
【アクセス】青森駅、新青森駅より市営バス乗車 「堤橋」バス停より徒歩約10分/青森自動車道青森中央インターから車で約15分
唯一無二の板画世界を展開し、今なお多くの人々を魅了してやまない棟方志功。パッと見ただけで棟方作品だと気づけるような特徴があり、裸婦や神仏など画題も印象的で、どちらかというとイメージが先行する作家かもしれません。しかし、じっくり鑑賞すると、板画を始めたばかりの頃から晩年に至るまで作風は次々と変化していたことがわかります。昭和10年頃から対象を模様のように表すことで独自の道を切り開きはじめ、《二菩薩釈迦十大弟子》に代表されるような白と黒の面による対比、戦後に挑戦する、黒地の体に白の刻線で輪郭を描く人物表現、公共施設を飾る巨大な板壁画…生涯で生み出した一万点とも二万点とも言われる作品の中には、様々な技法や表現、それまでの版画界にはなかった新しさなどが詰まっています。生誕120年の今年は、全国各地で棟方志功展が開かれます。ぜひこの機会に、棟方の生涯をたどりながら、時代ごとに変化を見せる作品の面白さを一緒に味わってみませんか?
【棟方志功記念館 展覧会情報】※詳細は当館HPでご確認ください。
◆生誕120年記念特別展「友情と信頼の障屏画」
2023年6月20日(火)~ 9月18日(月・祝)
生涯多くの友人・支援者に恵まれた棟方は、彼らのために邸宅内部を飾る襖絵や屏風絵を様々描きました。《御群鯉図》をはじめとする障屏画の大作を展示し、棟方の交友関係を紹介します。
◆秋の展示「安於母利妃」
2023年9月20日(水)~12月17日(日)
棟方の女人礼讃の原点には、貧しい暮らしの中15人の子どもたちを生み育てた故郷青森の母の姿がありました。愛(かな)しい母から受けた慈愛から広がる女人像を、棟方を育んだ青森の雄大な自然も交えて展覧します。
【講座スケジュール】
第1回 08-26 13:00~14:30
備考
※高校生の参加は無料です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 竹浪 彩矢子 |
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肩書き | 棟方志功記念館 学芸員 |
プロフィール | 青森市生まれ。京都女子大学文学部史学科卒業。青森県立美術館教育普及担当嘱託員を経て2020年より現職。これまでに、縄文との関わりに焦点を当てた展示や、創作の秘密を探る展示などを担当。連携協定を結んでいる青森県立美術館でも「棟方志功展示室」の構成をはじめとする棟方顕彰活動を行っている。 |
関連講座
江戸の祭礼 (by 東京都立大学 飯田橋キャンパス)