講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-15 / 日本史:世界史:芸術・文化 / 学内講座コード:2321G101
「マンガとアニメの力」を考える
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:
問合せ先:
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 7月25日(火)~9月12日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 18:30~20:00 ※9月5日は20:30まで
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 16,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
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講座詳細
【講座内容】
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講いたします。オンラインならではの特性を活かし、全国の様々な研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は、世界的にも評価が高い日本のマンガやアニメ、ディズニーなど海外のマンガ・アニメ文化なども含め、まさにマンガとアニメの力を、専門家や研究者、本学教員、制作に携わる関係者の方々と共に考えます。
「マンガは九番目の芸術」ーーフランスの美の殿堂・ルーブル美術館がマンガの価値をそのように認めたのは2016年のことでした。フランスでは芸術ジャンルに順序があり、順に「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」とされており、その九番目にマンガ文化が位置づけられたわけです。フランスのBD(バンドデシネ)、アメリカン・コミックス、日本のマンガなど、19世紀以来、マンガは大衆文化としてだけでなく、芸術作品としても洗練されてきました。
2019年5月には大英博物館でマンガ展「The Citi exhibition Manga」が開催され、3ヶ月で18万人が訪れるなど、大変な話題になりました。かように日本のマンガ・アニメは世界的に興味が持たれ、評価もされていることは多くのメディアで紹介されています。日本の代表的な輸出文化の一つとなりましたが、マンガやアニメは若者(大人も世界も)の人生観や価値観、情動的な部分に影響を与えている、と言っても過言ではありません。教育という観点からも重要な役割を果たしています。
本講義では、文学、歴史、映画などの研究者、実際にマンガやアニメの編集・制作に携わる関係者の方々が、各々の専門的立場から「マンガとアニメの力」について考えますが、講座全体のナビゲーターを東京都立大学 人文社会学部 西山雄二教授が務めます。
毎回の講義の最後に、登壇される講師の方々と西山教授のミニ対談も実施する予定です。
多くの学問分野やマンガ学部など専門の先生方が登壇されますので、マンガやアニメに興味のある方々は勿論、今後の進路を考えている高校生の方々にも参考になると思います。
講座ナビゲーター 東京都立大学 教授 西山 雄二
【講座スケジュール】
第1回 07-25 18:30~20:00
第2回 08-01 18:30~20:00
第3回 08-08 18:30~20:00
第4回 08-22 18:30~20:00
第5回 08-29 18:30~20:00
第6回 09-05 18:30~19:50
第7回 09-05 20:00~20:30
第8回 09-12 18:30~20:00
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講いたします。オンラインならではの特性を活かし、全国の様々な研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は、世界的にも評価が高い日本のマンガやアニメ、ディズニーなど海外のマンガ・アニメ文化なども含め、まさにマンガとアニメの力を、専門家や研究者、本学教員、制作に携わる関係者の方々と共に考えます。
「マンガは九番目の芸術」ーーフランスの美の殿堂・ルーブル美術館がマンガの価値をそのように認めたのは2016年のことでした。フランスでは芸術ジャンルに順序があり、順に「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」とされており、その九番目にマンガ文化が位置づけられたわけです。フランスのBD(バンドデシネ)、アメリカン・コミックス、日本のマンガなど、19世紀以来、マンガは大衆文化としてだけでなく、芸術作品としても洗練されてきました。
2019年5月には大英博物館でマンガ展「The Citi exhibition Manga」が開催され、3ヶ月で18万人が訪れるなど、大変な話題になりました。かように日本のマンガ・アニメは世界的に興味が持たれ、評価もされていることは多くのメディアで紹介されています。日本の代表的な輸出文化の一つとなりましたが、マンガやアニメは若者(大人も世界も)の人生観や価値観、情動的な部分に影響を与えている、と言っても過言ではありません。教育という観点からも重要な役割を果たしています。
本講義では、文学、歴史、映画などの研究者、実際にマンガやアニメの編集・制作に携わる関係者の方々が、各々の専門的立場から「マンガとアニメの力」について考えますが、講座全体のナビゲーターを東京都立大学 人文社会学部 西山雄二教授が務めます。
毎回の講義の最後に、登壇される講師の方々と西山教授のミニ対談も実施する予定です。
多くの学問分野やマンガ学部など専門の先生方が登壇されますので、マンガやアニメに興味のある方々は勿論、今後の進路を考えている高校生の方々にも参考になると思います。
講座ナビゲーター 東京都立大学 教授 西山 雄二
【講座スケジュール】
第1回 07-25 18:30~20:00
第2回 08-01 18:30~20:00
第3回 08-08 18:30~20:00
第4回 08-22 18:30~20:00
第5回 08-29 18:30~20:00
第6回 09-05 18:30~19:50
第7回 09-05 20:00~20:30
第8回 09-12 18:30~20:00
備考
本講座に関係する著作:
『いま言葉で息をするために』西山雄二 著作
『「超」批評 視覚文化×マンガ』石岡 良治 著作
『ディズニーと動物』清水 知子 著作
『BD 第九の藝術』古永 真一 著作
『マンガ ノ ミカタ』吉村 和真 著作
『中世ヨーロッパ ファクトとフィクション』大貫 俊夫 監訳
『ビッグコミックスピリッツ4/24号』小学館 石田貴信 編集長
『彼女』江口寿史 美人画集
※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
単位数:2単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
『いま言葉で息をするために』西山雄二 著作
『「超」批評 視覚文化×マンガ』石岡 良治 著作
『ディズニーと動物』清水 知子 著作
『BD 第九の藝術』古永 真一 著作
『マンガ ノ ミカタ』吉村 和真 著作
『中世ヨーロッパ ファクトとフィクション』大貫 俊夫 監訳
『ビッグコミックスピリッツ4/24号』小学館 石田貴信 編集長
『彼女』江口寿史 美人画集
※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
単位数:2単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 髙橋 望 |
---|---|
肩書き | 映画プロデューサー、アニメ特撮アーカイブ機構研究員 |
プロフィール | - |
名前 | 吉村 和真 |
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肩書き | 京都精華大学 専務理事、マンガ学部 教授 |
プロフィール | - |
名前 | 古永 真一 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学 人文社会学部 准教授 |
プロフィール | - |
名前 | 清水 知子 |
---|---|
肩書き | 東京藝術大学 大学院 国際芸術創造研究科 准教授 |
プロフィール | - |
名前 | 石岡 良治 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学 文学学術院 文化構想学部 准教授 |
プロフィール | - |
名前 | 大貫 俊夫 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学 人文社会学部 准教授 |
プロフィール | 2001年東京大学文学部卒業。2009年東京大学大学院人文社会系研究科欧米文化研究専攻博士課程修了。 2006年からDAAD留学奨学金でトリーア大学第三専門分野中世史博士課程、2012年に博士号取得。 2013年岡山大学大学院社会文化科学研究科 准教授。 2019年首都大学東京(現東京都立大学)人文社会学部 准教授。 主な研究テーマは中世ヨーロッパにおけるキリスト教修道制と社会の関係史。 2021年に平凡社から「中世ヨーロッパ:ファクトとフィクション」を上梓(監訳)。 |
名前 | 石田 貴信 |
---|---|
肩書き | 小学館 ビッグコミックスピリッツ 編集長 |
プロフィール | - |
名前 | 江口 寿史 |
---|---|
肩書き | 漫画家、イラストレーター |
プロフィール | - |
名前 | 楠見 清 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学 システムデザイン学部 准教授 |
プロフィール | 2000-04年『美術手帖』編集長、2007-08年京都造形芸術大学客員教授を経て、2008年より本学勤務。専門は出版学、メディア文化史、現代美術。美術編集者・評論家。単著『ロックの美術館』、共著・分担著に『20世紀末・日本の美術──それぞれの作家の視点から』、『現代アート事典』、『絵本の事典』、『KRAZY! The Delirious World of Anime + Comics + Video Games + Art』ほか。 |
名前 | 西山 雄二 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学人文社会学部 教授 |
プロフィール | 博士(学術)。2001-03年、パリ第10大学(ナンテール)哲学科留学。2007年、一橋大学言語社会研究科博士課程修了。東京大学特任講師(グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」)を経て、2010年より首都大学東京准教授、2020年より東京都立大学教授。 専門はフランス現代思想に関する研究、及び大学等における哲学教育のあり方に関する研究。2010年から2016年まで国際哲学コレージュのプログラム・ディレクター。著書に、『異議申し立てとしての文学ーーモーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』(御茶の水書房、2007年)、『哲学への権利』(勁草書房、DVD付、2011年)、編著に、『いま言葉で息をするために──ウイルス時代の人文知』(勁草書房、2021年) |
関連講座
大奥の事件簿 (by 東京都立大学 飯田橋キャンパス)