大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
これまでの講座は一つのテーマに沿って、東京都23区全体を対象として都内の関連する地域を幅広く紹介してきましたが、今回は特定地域として、渋谷・青山・原宿地域に焦点を当て、これらの地域が時代の変遷とともにどのように変化してきたのか、中世・江戸時代まで遡り、平成・令和の現代に至るまでを辿ります。
渋谷・青山・原宿地域の近代都市形成に大きな影響を与えたのは明治神宮、東横線、オリンピックです。2021年は、江戸開府から418年、田園都市株式会社(東急電鉄の前身)設立から103年、明治神宮の鎮座から101年となり、1964年オリンピックから57年経過しました。
特定地域を取り上げ、歴史の長いスパンで、幅広く考察をします。

【講座スケジュール】
第1回 06-15 16:00～17:30
第2回 06-22 16:00～17:30
第3回 06-29 16:00～17:30

※各回のテーマは単独で完結する予定ですので、途中参加の方も歓迎いたします。
※中世・江戸時代・明治時代に関する資料などは、適宜、プリントを配布いたします。

【対象者】
専門家向け:公務員(事務職、技術職、学芸員)、小学校・中学・高校教員、大学院生など(一般の方で都市政策、地域の歴史に興味のある方)

単位数：1単位

名前	越澤 明
肩書き	北海道大学名誉教授
プロフィール	東京都出身。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院博士課程修了、工学博士(東京大学) 、北海道大学名誉教授、学会賞多数、江戸東京博物館運営委員、国土交通省社会資本整備審議会住宅宅地分科会長、都市計画・歴史的風土分科会長、品川区まちづくりマスタープラン策定委員長、台東区震災復興小学校校舎及び用地活用委員長など。 著書:『東京の都市計画』(岩波新書)から『東京都市計画の遺産』(ちくま新書)まで、主著は新書・文庫として出版。