大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
戦乱の世が終わり「徳川の平和」が訪れた17世紀の日本。武士の社会は大きな変貌を遂げます。各藩の江戸藩邸は、他藩との交際や幕府への対応に神経をとがらせ、自藩の家臣たちが問題を起こさぬよう、紛争回避のためのさまざまな作法や規則を整備しました。
戦士の面目を保ちながら、“戦ってはいけない”時代への順応を迫られた武士たち。水戸藩の支藩である陸奥国守山藩の藩邸記録等を中心に、武士社会の日常に光を当てます。

【講座スケジュール】
第1回 06-15 19:00～20:30
第2回 06-22 19:00～20:30
第3回 06-29 19:00～20:30

単位数：1単位

名前	氏家 幹人
肩書き	歴史学者
プロフィール	歴史学者(日本近世史)。東京教育大学文学部史学科を経て筑波大学大学院博士課程後期(歴史人類)単位取得退学。国立公文書館研究官。『江戸藩邸物語(角川ソフィア文庫)』『殿様と鼠小僧(講談社学術文庫)』『江戸時代の罪と罰(草思社)』など著作多数。2018年に『大名家の秘密(草思社)』を上梓。