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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-02-25 / 心理:その他教養 / 学内講座コード:”2041Z103

不登校・引きこもりの過去、現在、そしてこれから ~心理臨床の支援者の立場から~

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
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開催日
2月26日(金)
講座回数
1回
時間
18:00~20:00
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
私が都内区立教育相談室で心理相談員として不登校の子どもたちの心理支援をはじめて、すでに40年近くが過ぎています。その頃は不登校の子どもたちの人数は小中学校をあわせておよそ1万5千人でした。学校は行くべきところであり、行かないことへの目に見えない世間のプレッシャーは強くあったかと思います。そのような状況におかれた子どもたちへの関心から現場での実践支援をスタートしました。大人たちが高度経済成長に邁進しての時代、その負の側面として不登校は徐々に目立ってきました。その後、80年代のバブル時代、バブルがはじけた90年代にも増加の一途をたどり、2001年の約13万9千人をピークに、少しずつ減少傾向を示していきました。ところが2015年くらいから児童生徒数は年々減っているにも関わらす微増傾向を示し、2017年度には14万人を超え、さらに現在その数は増え続けています。この要因として何が考えられるか、筆者の不登校の支援を都立大の心理相談室での27年にわたる経験と公的な相談室でのスーパーヴァイザー、スクールカウンセラーとしての経験を踏まえて、考えてみたいと思います。
さらに引きこもり問題は、注目されるようになったのは今世紀に入ってからであり、若者の就労環境の劣化と年金問題を中心として注目されてきたところがあります。そのため引きこもりは、不登校よりも幅広く社会体制の支援が欠かせない側面があります。しかしここでは筆者の立場として臨床心理の視点から、不登校の延長としてとらえられる引きこもりとその支援について考えていってみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 02-26 18:00~20:00

備考

プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただくよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

単位数:0単位

講師陣

名前 永井 撤
肩書き 東京都立大学特任教授 大学教育センター
プロフィール 東京都立大学大学院人文科学研究博士課程単位取得退学、文学博士、臨床心理士、都立大学人文学部助手、助教授、教授、首都大学教授、心理相談室室長を経て首都大学東京名誉教授。
主な著書、「対人恐怖の心理」(サイエンス社)、「不登校の心理」(サイエンス社)、「子どもがつまずく時」(ブレーン出版)、「心理面接の方法」(新曜社)など。
川崎市子ども家庭センター・横浜市青少年相談センター・都内区立教育相談室(練馬・新宿・品川・江戸川他)スーパーヴァイザー、横浜市いじめ問題調査委員会委員など。
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