大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
栃ノ心、ラグビー・ワールドカップ、ナチュラル・ワインなど、ユーラシアの知られざる文化と歴史の国ジョージア(グルジア)が少しずつ身近になってきました。
ジョージアの言葉は大語族に属していない独自の言語です。文法も発音も、そして文字も極めて独特です。ジョージアのアルファベットは1500年以上の長きにわたって使用され続け、2016年には無形文化遺産にも登録されました。
初歩Iでは、33個の独自のアルファベットと日本語にない音の多い発音について詳しく学びます。あわせて簡単な挨拶や疑問表現、数など語彙についても修得していきます。歴史や文化についても話をしていきます。
現地を訪れた際に文字を読むことが出来たり、簡単な会話ができることを目指します。詳しい文法解説や文献講読の予定はありません。

【講座スケジュール】
第1回 04-14 18:00～19:30
第2回 04-21 18:00～19:30
第3回 05-19 18:00～19:30
第4回 05-26 18:00～19:30

単位数：1単位

名前	前田 弘毅
肩書き	首都大学東京教授 人文社会学部
プロフィール	東京生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒、同大学人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。在学中にグルジア東洋学研究所に留学。北海道大学スラブ研究センター、大阪大学世界言語研究センター勤務を経て2010年より現職。専門はイラン・グルジア史、コーカサス地域研究。著書として『イスラーム世界における奴隷軍人とその実像』(明石書店)、『グルジア現代史』(東洋書店)などがある。