講座詳細情報
申し込み締切日:2011-04-16 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:111338
河井道の社会史(2)
- 開催日
- 2011/4/26~
- 講座回数
- 4
- 時間
- 15:00~16:45
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,800円
- 定員
- 20
- その他
- 詳細は、本学Webでご確認ください。Http://www.keisen.ac.jp/eoc/
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
恵泉女学園の創立者河井道(1877~1953)の生きた時代は、日本が近代国民国家を形成して、世界の帝国主義列強の仲間入りを果たし、やがてアジア・太平洋戦争に突入、敗北を喫して、米国の占領下に入り、民主主義国家建設に歩みだしたのも束の間、アメリカの冷戦政策の下に組み込まれ、「反共の砦」となった時期にあたる激動の時代でした。
本講座では、そうした激動の時代を生き抜いた河井道という傑出した一人の女性の生きざまを追いつつ、彼女自身がその海外留学などを含む豊富な体験の中で、社会を構成する多くの普通の人々、特に女性たちの営みから何を学び、その生き方を変えられていったのか、また彼女をとりまく日本の女性たちの意識や生活をどう変えていったのか、河井道と社会の関係、女性の自立への努力とその可能性と限界といった問題について、御一緒に考えたいと願っています。講義の後、自由参加で話合いの時を持ちます。
2010年秋期には主に1920年代までを扱いました。今期は河井道がいよいよ恵泉女学園を創立、厳しい時代の中で、教育に全力投球する期間を扱います。連続講座ですが、春期からの新参加も、もちろん可能です。
1)4/26 女性解放運動と河井道
2)5/24 恵泉女学園での平和教育の実践
3)6/21 戦後民主主義の出発と河井道
4)7/19 日本のキリスト教リベラリズムの系譜における河井道
本講座では、そうした激動の時代を生き抜いた河井道という傑出した一人の女性の生きざまを追いつつ、彼女自身がその海外留学などを含む豊富な体験の中で、社会を構成する多くの普通の人々、特に女性たちの営みから何を学び、その生き方を変えられていったのか、また彼女をとりまく日本の女性たちの意識や生活をどう変えていったのか、河井道と社会の関係、女性の自立への努力とその可能性と限界といった問題について、御一緒に考えたいと願っています。講義の後、自由参加で話合いの時を持ちます。
2010年秋期には主に1920年代までを扱いました。今期は河井道がいよいよ恵泉女学園を創立、厳しい時代の中で、教育に全力投球する期間を扱います。連続講座ですが、春期からの新参加も、もちろん可能です。
1)4/26 女性解放運動と河井道
2)5/24 恵泉女学園での平和教育の実践
3)6/21 戦後民主主義の出発と河井道
4)7/19 日本のキリスト教リベラリズムの系譜における河井道
講師陣
名前 | 石井 摩耶子 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | いしい まやこ 東京大学大学院社会学研究科(国際関係論専攻)博士課程修了、学術博士。獨協大学を経て恵泉女学園大学教授となり同大学副学長・学長を歴任、現在名誉教授。主な著書『近代中国とイギリス資本』、最近は河井道研究に携わる。 |