講座詳細情報
申し込み締切日:2024-01-11 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:340504
中世スコラ哲学とアリストテレス革命
- 開催日
- 1月13日(土)~ 3月 2日(土)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・アリストテレス哲学が西洋世界に与えたインパクトに対する理解を深める。
・中世スコラ哲学の論理的推論を解析する力を身につける。
・アリストテレス主義的な哲学とキリスト教神学との対立点と融和可能性を検討する力を育む。
【講義概要】
本講義では、西洋中世哲学、とりわけ、12世紀以来ヨーロッパに新設された大学において行なわれた哲学(スコラ哲学)において、古代ギリシアのアリストテレス哲学がどのように受容され、そして、アリストテレス哲学の受容が西洋のキリスト教世界に何をもたらしたのか、さらには、アリストテレス主義的な神学や哲学が西洋近世哲学や近代科学にどういった影響を与えたのかを概観する。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/13(土) 12世紀ルネサンスと大学
第2回 2024/ 1/20(土) 世界の永遠性をめぐる問題(1)――ボナヴェントゥラ
第3回 2024/ 1/27(土) 世界の永遠性をめぐる問題(2)――ダキアのボエティウス
第4回 2024/ 2/10(土) 知性単一説(1)――ブラバンティアのシゲルス
第5回 2024/ 2/24(土) 知性単一説(2)――トマス・アクィナス
第6回 2024/ 3/ 2(土) 神の存在証明――宇宙論的証明
・アリストテレス哲学が西洋世界に与えたインパクトに対する理解を深める。
・中世スコラ哲学の論理的推論を解析する力を身につける。
・アリストテレス主義的な哲学とキリスト教神学との対立点と融和可能性を検討する力を育む。
【講義概要】
本講義では、西洋中世哲学、とりわけ、12世紀以来ヨーロッパに新設された大学において行なわれた哲学(スコラ哲学)において、古代ギリシアのアリストテレス哲学がどのように受容され、そして、アリストテレス哲学の受容が西洋のキリスト教世界に何をもたらしたのか、さらには、アリストテレス主義的な神学や哲学が西洋近世哲学や近代科学にどういった影響を与えたのかを概観する。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/13(土) 12世紀ルネサンスと大学
第2回 2024/ 1/20(土) 世界の永遠性をめぐる問題(1)――ボナヴェントゥラ
第3回 2024/ 1/27(土) 世界の永遠性をめぐる問題(2)――ダキアのボエティウス
第4回 2024/ 2/10(土) 知性単一説(1)――ブラバンティアのシゲルス
第5回 2024/ 2/24(土) 知性単一説(2)――トマス・アクィナス
第6回 2024/ 3/ 2(土) 神の存在証明――宇宙論的証明
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 辻内 宣博 |
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肩書き | 早稲田大学准教授 |
プロフィール | 博士(文学、京都大学)。専門分野は、西洋中世哲学(特に、スコラ哲学)。早稲田大学商学学術院准教授。早稲田大学大学院文学研究科兼担。慶應義塾大学文学部、東洋大学文学部にて非常勤講師。『世界哲学史4―中世II 個人の覚醒』(ちくま新書)「第7章 西洋中世哲学の総括としての唯名論」,『フランスの歴史を知るための50章』(明石書店)「第12章 神学 vs. 哲学―世界の永遠性をめぐる13世紀パリ大学での論争」,『西洋中世の正義論:哲学史的意味と現代的意義』(晃洋書房)「第10章 すべての徳の基底となる「法の正義」の在り方―トマス・アクィナスとジャン・ビュリダン」を担当。 |