講座詳細情報
申し込み締切日:2024-01-15 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:240504
心の哲学―今、心の諸問題に向かい合う 脳や身体との関係から意識の本質まで
- 開催日
- 1月17日(水)~ 3月 6日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:10~14:40
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,324円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・心に関する基本問題を理解する
・心の基本問題に対してどんな代表的な説があるかを知る
・みずから心の基本問題を考える力を養う
【講義概要】
心ほど身近なものはない。しかし、心とは何かと改めて問われると、答えに窮する。心にはいろいろな謎がある。心は物(脳や身体)とどんな関係があるのだろうか(心身問題)。心は物とは別なのか、それとも結局は物の一つのあり方なのか。また、心は物事を表す働き(志向性)がある。人間は葦のようにか細い存在だが、宇宙全体を思い描ける「考える葦」だ。心はいかにしてこのような志向性をもちうるのか。さらに、心には意識と無意識の区別があり、意識がなければ、心は無意識の闇だ。では、この意識とは何なのか。意識こそは非物質的か。他にも、自己とは何であるか、自由意志は存在するかという問題もある。心に関する基本問題を問うてみる。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/17(水) 心身二元論の誘惑
第2回 2024/ 1/24(水) 物的一元論の挑戦
第3回 2024/ 1/31(水) 心の志向性とは何か
第4回 2024/ 2/ 7(水) 心はいかにして志向性をもつのか
第5回 2024/ 2/14(水) 意識のハードプロブレム
第6回 2024/ 2/21(水) クオリアは自然化できるか
第7回 2024/ 2/28(水) 自己とは何か
第8回 2024/ 3/ 6(水) 自由意志は存在するか
・心に関する基本問題を理解する
・心の基本問題に対してどんな代表的な説があるかを知る
・みずから心の基本問題を考える力を養う
【講義概要】
心ほど身近なものはない。しかし、心とは何かと改めて問われると、答えに窮する。心にはいろいろな謎がある。心は物(脳や身体)とどんな関係があるのだろうか(心身問題)。心は物とは別なのか、それとも結局は物の一つのあり方なのか。また、心は物事を表す働き(志向性)がある。人間は葦のようにか細い存在だが、宇宙全体を思い描ける「考える葦」だ。心はいかにしてこのような志向性をもちうるのか。さらに、心には意識と無意識の区別があり、意識がなければ、心は無意識の闇だ。では、この意識とは何なのか。意識こそは非物質的か。他にも、自己とは何であるか、自由意志は存在するかという問題もある。心に関する基本問題を問うてみる。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/17(水) 心身二元論の誘惑
第2回 2024/ 1/24(水) 物的一元論の挑戦
第3回 2024/ 1/31(水) 心の志向性とは何か
第4回 2024/ 2/ 7(水) 心はいかにして志向性をもつのか
第5回 2024/ 2/14(水) 意識のハードプロブレム
第6回 2024/ 2/21(水) クオリアは自然化できるか
第7回 2024/ 2/28(水) 自己とは何か
第8回 2024/ 3/ 6(水) 自由意志は存在するか
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 信原 幸弘 |
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肩書き | 東京大学名誉教授 |
プロフィール | 元東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は心の哲学。著書は、『意識の哲学』(岩波書店、2002年)、『シリーズ新・心の哲学』全3巻(共編著、勁草書房、2014年)、『情動の哲学入門』(勁草書房、2017年)、訳書は、P・チャーチランド『物質と意識(原書第3版) 』(共訳、森北出版、2016年)など。 |