検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-15 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:240504

心の哲学―今、心の諸問題に向かい合う 脳や身体との関係から意識の本質まで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月17日(水)~ 3月 6日(水)
講座回数
8回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・心に関する基本問題を理解する
・心の基本問題に対してどんな代表的な説があるかを知る
・みずから心の基本問題を考える力を養う

【講義概要】
心ほど身近なものはない。しかし、心とは何かと改めて問われると、答えに窮する。心にはいろいろな謎がある。心は物(脳や身体)とどんな関係があるのだろうか(心身問題)。心は物とは別なのか、それとも結局は物の一つのあり方なのか。また、心は物事を表す働き(志向性)がある。人間は葦のようにか細い存在だが、宇宙全体を思い描ける「考える葦」だ。心はいかにしてこのような志向性をもちうるのか。さらに、心には意識と無意識の区別があり、意識がなければ、心は無意識の闇だ。では、この意識とは何なのか。意識こそは非物質的か。他にも、自己とは何であるか、自由意志は存在するかという問題もある。心に関する基本問題を問うてみる。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/17(水) 心身二元論の誘惑
第2回 2024/ 1/24(水) 物的一元論の挑戦
第3回 2024/ 1/31(水) 心の志向性とは何か
第4回 2024/ 2/ 7(水) 心はいかにして志向性をもつのか
第5回 2024/ 2/14(水) 意識のハードプロブレム
第6回 2024/ 2/21(水) クオリアは自然化できるか
第7回 2024/ 2/28(水) 自己とは何か
第8回 2024/ 3/ 6(水) 自由意志は存在するか

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 信原 幸弘
肩書き 東京大学名誉教授
プロフィール 元東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は心の哲学。著書は、『意識の哲学』(岩波書店、2002年)、『シリーズ新・心の哲学』全3巻(共編著、勁草書房、2014年)、『情動の哲学入門』(勁草書房、2017年)、訳書は、P・チャーチランド『物質と意識(原書第3版) 』(共訳、森北出版、2016年)など。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.