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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-08 / 芸術・文化:絵画 / 学内講座コード:140425

【対面+オンラインのハイブリッド】パレルゴン・クエスト 選ばれし美術の付随物 作品の周辺にある台座や額縁から美術市場まで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月10日(水)~ 2月28日(水)
講座回数
6回
時間
15:05~16:35
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「パレルゴン」を考察することが、西洋美術の作品理解に重要なことを理解します。
・「パレルゴン」の中で、彫刻の付随物である「台座」の歴史や役割、その重要性を学びます。
・「パレルゴン」の中で、絵画の付随物である「額縁」の歴史や役割、その重要性を学びます。
・「パレルゴン」の中で、作品を展示する「美術館」の歴史や役割、その現状と未来を学びます。
・「パレルゴン」の中で、作品の付随物である「署名」の歴史や役割、その重要性を学びます。
・「パレルゴン」の中で、作品を売買する「美術市場」の歴史や役割、その現状を学びます。
・「パレルゴン」という概念が美術史に果たした役割と、その課題をも把握します。

【講義概要】
「パレルゴン」とは、作品そのもの(=エルゴン)ではなく、美術作品の周辺にあって、付随的なもののことです。それは、作品の傍らにありながら、作品自体を規定する存在でもあるのです。たとえば、22年度春学期『西洋美術における「タイトル」をめぐる考察』の講義において、副題『パレルゴン・クエスト―「題」の大冒険』として取り上げました。今回は、その第2弾として、台座や額縁から、美術館や美術市場まで、作品をとりまく様々な「パレルゴン」を探求していきます。それらはいずれも、作品を取り巻き、作品を浸食する一方で、作品を作品として成立させている美術のシステムでもあるのです。さあ、あなたも「パレルゴン」の謎を解明する大冒険へと旅立ちましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/10(水) パレルゴンへの招待状/いでよ、選ばれし五つのパレルゴンたち!
第2回 2024/ 1/17(水) 台の大冒険/彫刻作品と失われし台座の記憶
第3回 2024/ 1/24(水) 額の旅立ち/絵画作品と額縁の来るべき運命
第4回 2024/ 2/14(水) 館の花嫁/美術館と囚われし作品たち
第5回 2024/ 2/21(水) 名の伝承/署名と呪われしアトリビューション
第6回 2024/ 2/28(水) 市場の迷宮/エグゼクティヴは美術の教養を夢見ない

備考

【ご受講に際して】
◆この講座は、かつて開講した『西洋美術における「タイトル」をめぐる考察 パレルゴン・クエスト 題の大冒険』の続編になります。新たなテーマを取り上げていますので、前回受講の方も、ふるってご参加ください。
◆具体的な美術作品を上映しながら、パレルゴンを読み解いていく美術史の基礎講座ですので、美術の初心者の方でも、受講可能です。
◆古典古代から21世紀まで、幅広い作品によってパレルゴンを検討しますが、事前の知識は必要ありません。
◆美術用語や専門的な術語については、その都度、解説するとともに、ハンドアウトをご用意いたします。
◆休講が発生した場合の補講は3月13日(水)を予定しています。
◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド形式の講座です。対面・オンラインのご都合のよい形式でご受講いただけます。
◆オンラインは、Zoom のウェビナー形式を使用しています。
◆講師は早稲田校の教室で講義し、その講義がオンラインで同時配信されます。
◆対面で受講するときは、「受講証兼教室案内」に記載された教室へお越しください。「受講証兼教室案内」は開講が確定してから送付されます。
◆オンラインで受講するときは、マイページからご受講ください。
◆オンラインでの受講を予定している方は、お申し込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 平松 洋
肩書き 美術評論家、フリーキュレーター
プロフィール 1962年岡山生まれ。企業美術館学芸員として数多くの展覧会を手がける。その後フリーランスとなり、国際展や企画展のチーフ・キュレーターとして活躍。現在は、主に執筆活動を行い、美術書を刊行。『名画 絶世の美女』シリーズ、『名画の謎を解き明かすアトリビュート・シンボル図鑑』『誘う絵』『ラファエル前派の世界』他、海外3カ国地域での翻訳出版を含めると著作は50冊を超える。
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