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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-21 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:730507

ミシェル・フーコーの統治論から考える近代社会 いま、こことは異なる導きを求めて

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月23日(月)~11月13日(月)
講座回数
4回
時間
15:30~17:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
13,662円
定員
30
その他
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ミシェル・フーコーの社会理論の特徴を理解する
・権力概念から統治概念への展開について大まかな見取り図を得る
・自己と他者の統治という観点から、近代についての批判的な視座を得る

【講義概要】
20世紀後半のフランスを代表する思想家ミシェル・フーコー(1926-1984)は、独自の権力論を展開したことで有名です。しかし、本人は、「パノプティコン」で知られる、権力とは抑圧でも支配でもなく関係であるという見方に飽き足らず、「統治」という概念を導入し、古代から現代までの西洋社会の総体的な把握に乗り出しました。そしてそれは、「自己と他者の統治」という定式に基づく、今こことは異なる個人と社会のあり方の探究でもあったのです。本講座では、フーコーの権力論から統治論への展開を、拙著『ミシェル・フーコー』(講談社現代新書)をベースにたどるとともに、フーコー思想の現代的意義を探ります。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/23(月) 生産し、誘惑する権力――フーコー権力論の核心を知る
第2回 2023/10/30(月) 魂の導きから人の統治、そして自己の統治へ――フーコー統治論の展開を把握する
第3回 2023/11/ 6(月) 企業的主体とセルフマネジメント――統治論からみた新自由主義の新しさを見る
第4回 2023/11/13(月) 別の生、ほんとうの生を求めて――対抗導きによる集合的主体の生成を探究する

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、11月20日(月)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」
をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 箱田 徹
肩書き 天理大学准教授
プロフィール 京都大学経済学部卒業。神戸大学大学院総合人間科学研究科修了。博士(学術)。立命館大学、京都大学、大阪市立大学を経て現職。専門は社会思想史。最近は現代思想と気候運動、採取主義批判、現代資本主義論の接点について研究する。著書に『フーコーの闘争』(慶應義塾大学出版会)、『ミシェル・フーコー』(講談社現代新書)、『フーコー研究』(岩波書店、共著)ほか。翻訳にM・ハート&A・ネグリ『アセンブリ』(岩波書店、共訳)、A・マルム『パイプライン爆破法』(月曜社)、J・ランシエール『平等の方法』(航思社、共訳)、K・ロス『68年5月とその後』(航思社)ほか。
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