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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-09 / 文学 / 学内講座コード:330102

『日本書紀』を読む 巻第十九・欽明紀(中間部)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月11日(水)~12月 6日(水)
講座回数
5回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
36
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・本講座では、奈良時代に成立した最古の勅撰史書である『日本書紀』に注目し、主に文学としての観点から記事を読み解きます。
・他の文献との比較や奉斎神社の現状を通して、そこに登場する神・人物に関する理解を深めていきます。

【講義概要】
本学期は、『日本書紀』巻第十九・欽明天皇条(中間部)を中心に読み解きます。はじめに、『日本書紀』巻第十九・欽明天皇条(前半部)を中心に、これまでの各天皇条の概要をみます。次に、講読では、記事内容の細部を踏まえつつ、漢籍の利用や、背景にある祭祀・信仰及び習俗、後世にみられる受容などを捉えることに重点を置きます。その上で、『古事記』『風土記』等にみる関連記事や、海外における類話、さらには現在奉斎する神社をも視野に入れつつ、『日本書紀』の持つ魅力を多角的に考えていきたいと思います。本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説いたしますので、お気軽にご受講ください。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/11(水) 『日本書紀』巻第十九・欽明紀(前半部)までの各天皇条の概要 / 巻第十九・欽明紀:百済の使者の帰国、百済の朝貢、川原民直宮と良馬、高麗の内乱、百済の援軍要請とその停止要請、誠意を示す欽明天皇
第2回 2023/10/25(水) 巻第十九・欽明紀:百済への使者派遣、百済における築城支援、百済を重視する複数の詔、奈率馬武の重用、勅命を守る聖明王、聖明王による旧領六郡回復、箭田珠勝大兄皇子の薨去、百済らによる救援要請
第3回 2023/11/ 8(水) 巻第十九・欽明紀:聖明王の上表・献上による仏教公伝、群臣による礼拝の可否についての論争、百済の漢城・平壌放棄、新羅の入城
第4回 2023/11/22(水) 巻第十九・欽明紀:百済の救援要請、河内国の梵音と樟の仏像、百済への支援、各博士の交代及び文物の献上に関する勅、樟匂宮への行幸、百済の使者による上表文、百済王子余昌の奮戦
第5回 2023/12/ 6(水) 巻第十九・欽明紀:渟中倉太珠敷尊の立太子、百済による援軍の確認、内臣の回答、百済の援軍要請と各博士の交代、内臣の渡海、援軍に歓喜する百済、聖明王の死、百済王子余昌の脱出

備考

【ご受講に際して】
◆2023年度春学期講座から継続する内容を取り扱いますが、本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説いたしますので、お気軽にご受講ください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本書紀(三)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003000434)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小林 真美
肩書き 東京理科大学准教授、古事記学会理事
プロフィール 1976年山梨県出身。2006年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。著書に『『古事記』諸本における受容と展開の研究』(単著・國學院大學大学院)、『日本書紀【歌】全注釈』(分担執筆・笠間書院)、『先代旧事本紀論』(同・花鳥社)等がある。
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