大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・ロックを生んだブルースの本質を見ようとする姿勢、想像力を養う。
・想念を形にできる力、創造力を養う。
・ポジティヴなブルースを基に問題提起しそれを解決する意志力を養う。
・なぜローリング・ストーンズはブルースから離れないのかを理解する。

【講義概要】
ブルースがここまで広範に受け容れられるようになったのは、ローリング・ストーンズの存在が大きい。彼らが先人をリスペクトする気持ちが、全米にブルースの存在を知らせた。僕自身も、1970年代にストーンズがカバーするブルースを知り、最初は「なんだ、これ？」と思いながらいつの間にかその深くインパクトのある音楽の虜になっていった。ブルースと共に生きていく人生は味わい深く、ユーモアに溢れ、力強い。その魅力ある世界を、ローリンク・ストーンズを案内役に皆さんと共に旅したい。講義は『ブルースマンの恋』という、かつて東京書籍で出したCDブックを参考文献にするが、資料を配るので読む必要はない。ゲスト2名予定。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/28(土) ローリング・ストーンズがブルースから受け継いだもの
第2回 2023/11/11(土) マディ・ウォーターズの黒い女
第3回 2023/11/18(土) エルモア・ジェームスの愛人、オープンD
第4回 2023/11/25(土) サン・ハウスが愛した亡き友の妻
第5回 2023/12/ 9(土) ロバート・ジョンソンになれなかったぼくの友達
第6回 2023/12/16(土) ハウリン・ウルフの赤い鶏

【ご受講に際して】
◆全6回の講義のどこかで2名ゲストをお迎えします。どちらも僕の親しい友人です。
ドン・マツオさん：The Zoobombs（ズボンズ）のフロントマンです。ストーンズのフロントアクトをやるかもしれなかった、日本よりも海外で有名なバンドです。※演奏はありません。
http://thezoobombs.com/
小屋一雄さん：コーチング、企業研修、人材育成コンサルなどをやりながら『LET'S WORK ミック・ジャガーに学ぶ「これからの働き方』（コスミック出版）などストーンズの本を出版しています。
https://www.engagement.or.jp/koya

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	山川 健一
肩書き	小説家、【「私」物語化計画】主宰
プロフィール	1953年生まれ。千葉県立千葉高等学校、早稲田大学商学部卒業。大学在学中に「天使が浮かんでいた」で早稲田キャンパス文芸賞を受賞。1977年『鏡の中のガラスの船』で群像新人文学賞優秀作。著書は100冊を超える。「山川健一デジタル全集 Jacks」、が幻冬舎よりリリースされている。京都芸術大学、藝術学舎編集長。