講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-30 / 日本史 / 学内講座コード:230211
江戸時代のセレブ女性の京都見物を旅日記と名所図会で楽しむ
- 開催日
- 10月 2日(月)~12月11日(月)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・旅行ブーム到来の19世紀、三都の筆頭千年の都「京都」の名所を知る
・歴史的に由緒ある寺社の内、九州の女性に人気のあった寺社を知る
・大坂・伊勢・江戸を廻った帰路の女性旅を古地図・名所図会で追体験
【講義概要】
19世紀の全国的な旅行ブーム到来のおかげで、伊勢講の団体とは別に小人数の旅行も盛んとなり、大都会の京都・大坂・江戸が「三都」と呼ばれる観光都市となります。講座では、九州の筑前の国(福岡県)から伊勢参りのあと江戸を訪れ、帰路に「京都」に寄ったセレブ女性の驚きといえる「京都見物」を古地図と「名所図会」の挿絵をご覧いただきながら追体験します。幸い、一行の内、2人の旅日記が残っています。江戸見物後、20泊21日で「京都」に向かった2人は、東海道をほとんど通らず、美濃・近江から「京都」入りします。ときは旧暦の5月(現在の6月)中旬ですから、梅雨入りしています。さて、どんな見物となったのでしょうか?
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 2(月) 5月10日、近江路(滋賀県)を「京都」に向かう久子さんは山科に泊まります。
第2回 2023/10/16(月) 5月11日、京都市内に入ると、清水寺など東山の名所を訪れています。
第3回 2023/10/23(月) 5月12日、この日も東山の周辺を中心に名所を見物しています。
第4回 2023/10/30(月) 5月13日、依然として、東山界隈の名所探訪を続けています。
第5回 2023/11/ 6(月) 5月14日、やはり賀茂川の東側を訪れて、この日は北上しています。
第6回 2023/11/13(月) 5月15日、滞在の後半に入り、ようやく郊外の北の「野」を廻ります。
第7回 2023/11/20(月) 5月16日、西を南北に流れる桂川の界隈を見物し、のち北上して嵐山へ。
第8回 2023/11/27(月) 5月17日、この日は休み日でしょうか、祇園の茶屋でゆっくりと過ごしています。
第9回 2023/12/ 4(月) 5月19日、「休足(江戸の休息)」の翌日は市内から宇治見物へ。
第10回 2023/12/11(月) 5月20日、頼政寺などを訪れたあと、宇治の茶園を見物してから、京都にお別れして大坂へ。
・旅行ブーム到来の19世紀、三都の筆頭千年の都「京都」の名所を知る
・歴史的に由緒ある寺社の内、九州の女性に人気のあった寺社を知る
・大坂・伊勢・江戸を廻った帰路の女性旅を古地図・名所図会で追体験
【講義概要】
19世紀の全国的な旅行ブーム到来のおかげで、伊勢講の団体とは別に小人数の旅行も盛んとなり、大都会の京都・大坂・江戸が「三都」と呼ばれる観光都市となります。講座では、九州の筑前の国(福岡県)から伊勢参りのあと江戸を訪れ、帰路に「京都」に寄ったセレブ女性の驚きといえる「京都見物」を古地図と「名所図会」の挿絵をご覧いただきながら追体験します。幸い、一行の内、2人の旅日記が残っています。江戸見物後、20泊21日で「京都」に向かった2人は、東海道をほとんど通らず、美濃・近江から「京都」入りします。ときは旧暦の5月(現在の6月)中旬ですから、梅雨入りしています。さて、どんな見物となったのでしょうか?
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 2(月) 5月10日、近江路(滋賀県)を「京都」に向かう久子さんは山科に泊まります。
第2回 2023/10/16(月) 5月11日、京都市内に入ると、清水寺など東山の名所を訪れています。
第3回 2023/10/23(月) 5月12日、この日も東山の周辺を中心に名所を見物しています。
第4回 2023/10/30(月) 5月13日、依然として、東山界隈の名所探訪を続けています。
第5回 2023/11/ 6(月) 5月14日、やはり賀茂川の東側を訪れて、この日は北上しています。
第6回 2023/11/13(月) 5月15日、滞在の後半に入り、ようやく郊外の北の「野」を廻ります。
第7回 2023/11/20(月) 5月16日、西を南北に流れる桂川の界隈を見物し、のち北上して嵐山へ。
第8回 2023/11/27(月) 5月17日、この日は休み日でしょうか、祇園の茶屋でゆっくりと過ごしています。
第9回 2023/12/ 4(月) 5月19日、「休足(江戸の休息)」の翌日は市内から宇治見物へ。
第10回 2023/12/11(月) 5月20日、頼政寺などを訪れたあと、宇治の茶園を見物してから、京都にお別れして大坂へ。
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 菅野 俊輔 |
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肩書き | 江戸文化研究家、歴史家 |
プロフィール | 1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『なぞり書きで覚える江戸のくずし字入門』『江戸・戦国のくずし字古文書入門』(扶桑社)『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)『江戸の長者番付』『真相解明「本能寺の変」』(ともに青春新書)、監修『鬼平と梅安が見た江戸の闇社会』(宝島新書)等。 |