講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-23 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130542
井筒俊彦を読む 『意識の形而上学―『大乗起信論』の哲学』精読
- 開催日
- 10月25日(水)~11月29日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・ギリシアからアラビアに至る哲学の全体像を把握する。
・プラトンとアリストテレス、宗教と哲学など、様々な思想統合の試みに触れる。
・古代以来の多様な思想伝統の集大成としてのアラビア哲学を理解する。
【講義概要】
井筒俊彦の遺作である『意識の形而上学―『大乗起信論』の哲学』を精読することにより、彼が構想した東洋哲学の拡がりを理解する。本書において井筒は便宜上、大乗仏教の論書である『大乗起信論』に即して語っているが、その実彼が試みているのはたんなる仏教思想の解説を超えた、ギリシアからイスラーム、インド、そして禅にまで至る意識の変容の構造を描き出すことであった。
この講義ではまず井筒俊彦の独特な思想構造を理解するところから始まる。その後、『意識の形而上学』を丹念に読み解いていくことによって、実際のテクストおよび井筒の思想の展開に触れてゆく。
・ギリシアからアラビアに至る哲学の全体像を把握する。
・プラトンとアリストテレス、宗教と哲学など、様々な思想統合の試みに触れる。
・古代以来の多様な思想伝統の集大成としてのアラビア哲学を理解する。
【講義概要】
井筒俊彦の遺作である『意識の形而上学―『大乗起信論』の哲学』を精読することにより、彼が構想した東洋哲学の拡がりを理解する。本書において井筒は便宜上、大乗仏教の論書である『大乗起信論』に即して語っているが、その実彼が試みているのはたんなる仏教思想の解説を超えた、ギリシアからイスラーム、インド、そして禅にまで至る意識の変容の構造を描き出すことであった。
この講義ではまず井筒俊彦の独特な思想構造を理解するところから始まる。その後、『意識の形而上学』を丹念に読み解いていくことによって、実際のテクストおよび井筒の思想の展開に触れてゆく。
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 小村 優太 |
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肩書き | 早稲田大学准教授 |
プロフィール | 1980年生まれ。東京外国語大学外国語学部南西アジア課程アラビア語専攻卒。東京大学総合文化研究科超域文化科学専攻(比較文学比較文化)単位取得退学。博士(学術、東京大学)。イブン・シーナー / アヴィセンナを中心としたアラビア哲学を専門とする。とくにギリシアからアラビアへの思想伝播、魂論、知性論。 |