講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-01 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130532
「神道」を考える 『神道集』を読む
- 開催日
- 10月 3日(火)~12月 5日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「神道」が本来持つ多様性について、様々な神の物語を通して学ぶ。
・様々な神の由来譚や霊験譚を読んで、日本人と神の関係について考える。
・記紀神話に収斂してしまう「近代神道」とは異なる「中世神道」の世界の豊かさに触れる。
【講義概要】
室町時代に編纂された『神道集』は、日本全国様々な神の由来や霊験を説いた縁起集です。近代神道は「記紀神話」を聖典として、個々の神が持っていた神仏習合的物語を捨て去り、国家的神道の枠組みの中に統合しようとしました。それに対して中世の神道はそれぞれの神が独自の物語で自らを語り、個性豊かな神道世界を作り上げていました。春講座では諏訪をテーマに「諏訪縁起事」を読みましたが、秋講座では諏訪以外の神社の縁起も読んでみたいと思います。個性あふれる神々の世界に触れていただきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 3(火) 『神道集』とは
第2回 2023/10/10(火) 「宇佐八幡事」を読む
第3回 2023/10/17(火) 「熊野権現事」を読む
第4回 2023/10/24(火) 「鹿島大明神事」・「香取大明神事」を読む
第5回 2023/10/31(火) 「祇園大明神事」を読む
第6回 2023/11/ 7(火) 「越中立山権現事」を読む
第7回 2023/11/14(火) 「日光権現事」を読む
第8回 2023/11/21(火) 「白山権現事」を読む
第9回 2023/11/28(火) 「冨士浅間大菩薩事」を読む
第10回 2023/12/ 5(火) 「北野天神事」を読む
・「神道」が本来持つ多様性について、様々な神の物語を通して学ぶ。
・様々な神の由来譚や霊験譚を読んで、日本人と神の関係について考える。
・記紀神話に収斂してしまう「近代神道」とは異なる「中世神道」の世界の豊かさに触れる。
【講義概要】
室町時代に編纂された『神道集』は、日本全国様々な神の由来や霊験を説いた縁起集です。近代神道は「記紀神話」を聖典として、個々の神が持っていた神仏習合的物語を捨て去り、国家的神道の枠組みの中に統合しようとしました。それに対して中世の神道はそれぞれの神が独自の物語で自らを語り、個性豊かな神道世界を作り上げていました。春講座では諏訪をテーマに「諏訪縁起事」を読みましたが、秋講座では諏訪以外の神社の縁起も読んでみたいと思います。個性あふれる神々の世界に触れていただきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 3(火) 『神道集』とは
第2回 2023/10/10(火) 「宇佐八幡事」を読む
第3回 2023/10/17(火) 「熊野権現事」を読む
第4回 2023/10/24(火) 「鹿島大明神事」・「香取大明神事」を読む
第5回 2023/10/31(火) 「祇園大明神事」を読む
第6回 2023/11/ 7(火) 「越中立山権現事」を読む
第7回 2023/11/14(火) 「日光権現事」を読む
第8回 2023/11/21(火) 「白山権現事」を読む
第9回 2023/11/28(火) 「冨士浅間大菩薩事」を読む
第10回 2023/12/ 5(火) 「北野天神事」を読む
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 門屋 温 |
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肩書き | 清泉女子大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋哲学)満期退学。現在早稲田大学、清泉女子大学ほかで非常勤講師。専門は日本宗教思想史。共著に『東洋における死の思想』(春秋社)、『越境する古事記伝』(森話社)、『中世神道入門』(勉誠出版)など。 |