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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-15 / 日本史 / 学内講座コード:130253

東日本の戦国時代 越後の上杉氏と関東の関係を中心に

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月17日(火)~11月21日(火)
講座回数
6回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・戦国争乱の歴史的意味について、東日本を中心に考える。
・背景としての社会秩序の変化に注目する。
・戦国大名の成立・展開過程を、関東と越後および両者の関係に視点を据えて、段階的に理解する。

【講義概要】
東日本の戦国争乱は、鎌倉公方足利成氏と関東管領山内上杉氏の対立により起きた享徳の乱(1454~1478)から始まります。これには越後守護上杉氏が深く関わり、上杉謙信の度重なる関東侵攻(「越山」)へとつながりました。本講座では、この流れを概観しながら、室町時代的な政治体制が衰退し、新しい地域公権力としての戦国大名が成立する過程や、その背景にある社会秩序の変化を見ていきたいと思います。その延長線上で戦国大名同士が争うようになりますが(国郡境目相論)、関東では謙信の介入により独自の展開を見せます。さらにそこから、織田・豊臣権力の進出により争乱が終結するまでの流れ(「天下統一」)を見通す予定です。
※2022年秋学期の講座内容に一部新たな知見を加えて再構成しています。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/17(火) 越後上杉氏と享徳・長享の乱
第2回 2023/10/24(火) 長尾為景の奪権と小田原北条氏の台頭
第3回 2023/10/31(火) 越後享禄・天文の乱と長尾景虎(上杉謙信)の覇権確立
第4回 2023/11/ 7(火) 上杉謙信の関東進攻と「関東管領体制」
第5回 2023/11/14(火) 「関東管領体制」の崩壊と越相同盟・甲越同盟
第6回 2023/11/21(火) 織田信長の「惣無事」から豊臣秀吉の「天下統一」へ

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は11月28日を予定しています。
◆2022年秋学期の講座内容に一部新たな知見を加えて再構成しています。
◆参考図書として『東国の戦国争乱と織豊権力』(吉川弘文館)を挙げておきます。講義内容全体をカバーするものではありませんが、お読みいただけると理解に役立つと思います。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 池 享
肩書き 一橋大学名誉教授、日本史研究者
プロフィール 1950年新潟市生まれ。一橋大学大学院を修了し経済学博士。新潟大学人文学部助教授、一橋大学経済学部教授などを歴任。専攻は日本中世史。主要著書に『大名領国制の研究』(校倉書房)、『日本中近世移行論』(同成社)、『動乱の東国史7東国の戦国争乱と織豊権力』(吉川弘文館)、『列島の戦国史6毛利領国の拡大と尼子・大友氏』(吉川弘文館)。
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