講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-27 / 日本史 / 学内講座コード:130243
王権の古代史
- 開催日
- 9月29日(金)~12月 8日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:10~14:40
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・日本古代の歴史を正確に理解する
・考古学や人類学などの成果にも目を配る必要を理解する
【講義概要】
今期は、持統太上天皇の後見をうけてスタートした文武天皇の時代、その後の母元明天皇の時代、姉の元正天皇の即位までを扱います。これまで、古代の大王・天皇の歴史理解の上で、持統(太上天皇)没後、聖武天皇の即位にいたる時代は、「狭間」の時代として理解される傾向が強くありました。このうち、元明・元正の二人の女帝は、かつては、「単なる中継ぎの女帝」として評価されてきましたが、今日では、女帝研究の進展によって再検討も進んできています。これらの成果を踏まえ、明日香・藤原の地を離れ、平城の地へ「遷都」し、体系的な法典である大宝律令を制定した時代を具体的に探ってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/29(金) 文武朝の内政と外交-大宝律令の制定と遣唐使派遣-
第2回 2023/10/ 6(金) 持統太上天皇の死去-火葬の導入-
第3回 2023/10/13(金) 元明天皇の即位-「皇太妃」阿閉と王位継承の新展開-
第4回 2023/10/20(金) 『古事記』・『日本書紀』成立の歴史的意義
第5回 2023/10/27(金) 藤原不比等-律令時代の「新貴族」-
第6回 2023/11/10(金) 平城遷都-飛ぶ鳥の 明日香の里を 置きて去(い)なば・・・-
第7回 2023/11/17(金) 平城宮・平城京
第8回 2023/11/24(金) 長屋王の家政と経済-律令と「皇親」制-
第9回 2023/12/ 1(金) 藤原南家・北家・式家・京家の創立-不比等の子息たち-
第10回 2023/12/ 8(金) 元正天皇の即位
・日本古代の歴史を正確に理解する
・考古学や人類学などの成果にも目を配る必要を理解する
【講義概要】
今期は、持統太上天皇の後見をうけてスタートした文武天皇の時代、その後の母元明天皇の時代、姉の元正天皇の即位までを扱います。これまで、古代の大王・天皇の歴史理解の上で、持統(太上天皇)没後、聖武天皇の即位にいたる時代は、「狭間」の時代として理解される傾向が強くありました。このうち、元明・元正の二人の女帝は、かつては、「単なる中継ぎの女帝」として評価されてきましたが、今日では、女帝研究の進展によって再検討も進んできています。これらの成果を踏まえ、明日香・藤原の地を離れ、平城の地へ「遷都」し、体系的な法典である大宝律令を制定した時代を具体的に探ってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/29(金) 文武朝の内政と外交-大宝律令の制定と遣唐使派遣-
第2回 2023/10/ 6(金) 持統太上天皇の死去-火葬の導入-
第3回 2023/10/13(金) 元明天皇の即位-「皇太妃」阿閉と王位継承の新展開-
第4回 2023/10/20(金) 『古事記』・『日本書紀』成立の歴史的意義
第5回 2023/10/27(金) 藤原不比等-律令時代の「新貴族」-
第6回 2023/11/10(金) 平城遷都-飛ぶ鳥の 明日香の里を 置きて去(い)なば・・・-
第7回 2023/11/17(金) 平城宮・平城京
第8回 2023/11/24(金) 長屋王の家政と経済-律令と「皇親」制-
第9回 2023/12/ 1(金) 藤原南家・北家・式家・京家の創立-不比等の子息たち-
第10回 2023/12/ 8(金) 元正天皇の即位
備考
【ご受講に際して】
◆2023年春学期の続編ですが、学期ごとに完結する内容ですので、初めての方もご受講いただけます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆2023年春学期の続編ですが、学期ごとに完結する内容ですので、初めての方もご受講いただけます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 荒木 敏夫 |
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肩書き | 専修大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年東京生まれ。専修大学名誉教授。1969年3月早稲田大学教育学部を卒業、1975年7月~86年3月愛知教育大学教育学部、1986年4月~2017年3月専修大学文学部教授。主著は『日本古代の皇太子』(吉川弘文館)、『可能性としての女帝』(青木書店)、『日本古代王権の研究』(吉川弘文館)、『日本の女性天皇』(小学館)、『日本古代の王権』(敬文舎)等。 |