講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-27 / 文学 / 学内講座コード:130109
万葉集を読む
- 開催日
- 9月29日(金)~12月 8日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:10~14:40
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
巻九 1766 番歌から始めます。日本人は何故「五七五七七」で歌い、訴えるのか。それをどのように解明するのか。平安以来続く『万葉』読みで何が明らかになっているのか、原資料を用いて、受講者各位と共に探求したい。九巻は一巻と同じ雄略天皇の歌から始まった。「遣唐使関係の歌」「過足柄坂死人作歌」が続く。口誦の歌の数々が、漢字が伝わることで、アンソロジー『万葉集』が編まれた。目標は、津田史学も視野に、考え続ける『万葉』読みです。
【講義概要】
(1)1300年の時を遡り、読み続ける。『万葉』にもパンデミックが読み取れた。(2)平安時代の「古点(読み方)」等に続く、鎌倉時代の「新点(『仙覚抄』)」から、江戸の『代匠記』『万葉考』『略解』『古義』等、更に明治以後の『全釈』『全註釈』『私注』『空穂評釈』等々、最新の『万葉集全解』への研究史を探る。(3)先学の成果を批判的に受け止め、私が、折口信夫・吉本隆明・小野重朗・古橋信孝等の影響下に得た方法で講じる。受講者各位は批判精神を発揮し、独自の『万葉』歌解釈を残されたい。(睡魔には10分の睡眠をどうぞ。80分を生かしてください。)
巻九 1766 番歌から始めます。日本人は何故「五七五七七」で歌い、訴えるのか。それをどのように解明するのか。平安以来続く『万葉』読みで何が明らかになっているのか、原資料を用いて、受講者各位と共に探求したい。九巻は一巻と同じ雄略天皇の歌から始まった。「遣唐使関係の歌」「過足柄坂死人作歌」が続く。口誦の歌の数々が、漢字が伝わることで、アンソロジー『万葉集』が編まれた。目標は、津田史学も視野に、考え続ける『万葉』読みです。
【講義概要】
(1)1300年の時を遡り、読み続ける。『万葉』にもパンデミックが読み取れた。(2)平安時代の「古点(読み方)」等に続く、鎌倉時代の「新点(『仙覚抄』)」から、江戸の『代匠記』『万葉考』『略解』『古義』等、更に明治以後の『全釈』『全註釈』『私注』『空穂評釈』等々、最新の『万葉集全解』への研究史を探る。(3)先学の成果を批判的に受け止め、私が、折口信夫・吉本隆明・小野重朗・古橋信孝等の影響下に得た方法で講じる。受講者各位は批判精神を発揮し、独自の『万葉』歌解釈を残されたい。(睡魔には10分の睡眠をどうぞ。80分を生かしてください。)
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『万葉集』(ISBN:何でも可)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『万葉集』(ISBN:何でも可)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 横倉 長恒 |
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肩書き | 長野県立大学名誉教授 |
プロフィール | 1945年会津生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は古代文学。著書『古代文学私論』(武蔵野書院)。 |