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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-03 / 日本史 / 学内講座コード:720252

「司馬遼太郎の時代」の社会史―戦争の記憶・メディア・大衆教養主義

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 5日(水)~ 7月26日(水)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
13,662円
定員
30
その他
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・歴史社会学的な観点から近現代史を読み解く視角を身に付ける
・「内容」よりも「機能」に着目するメディア論の視点を身に付ける。
・「教養」が求められる(求められなくなる)文化史・社会史的な背景を理解する。

【講義概要】
司馬遼太郎の歴史小説は、これまで6度もNHK大河ドラマ化され、「サラリーマン」をはじめ多くの読者を獲得してきた。だが、なぜ、「歴史」とは縁遠いはずの人々までもが、その作品を手にしたのか。戦後の労働・教育・メディア等の変化がどう関わっていたのか。そもそも、司馬はなぜ「歴史」を選び取ったのか。司馬のライフコース(学歴、職歴、戦争体験など)がどう絡んでいたのか。本講座では、こうした観点から司馬作品が書かれ、読まれた「時代」を歴史社会学的に読み解いていく。
なお、本講座は司馬の文学や思想そのものを扱うものではない。あくまで、その背後にある昭和史を労働や教育、メディアとの関わりから捉え直すものである。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 5(水) 傍系エリートと戦争体験
第2回 2023/ 7/12(水) 終戦後の新聞記者経験と歴史作家への転身
第3回 2023/ 7/19(水) 高度成長以降の大衆教養主義とメディア変容
第4回 2023/ 7/26(水) 司馬史観の争点化と「昭和」の終焉

備考

【ご受講に際して】
◆6/2(金) 13:30より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。
https://www1.ex-waseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。


◆休講が発生した場合の補講は、8月2日(水)を予定しております。
◆ウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 福間 良明
肩書き 立命館大学教授
プロフィール 1969年、熊本県生まれ。京都大学博士(人間・環境学)。出版社勤務を経て、歴史社会学・メディア史の研究に携わる。主な研究対象は、「戦争の記憶」や大衆教養主義の戦後史。主著に『「戦争体験」の戦後史』(中公新書、2009年)、『「働く青年」と教養の戦後史』(筑摩選書、2017年)、『司馬遼太郎の時代』(中公新書、2022年)など。
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