講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-29 / その他教養 / 学内講座コード:320727
異常な日本を解明する
- 開催日
- 7月31日(月)~ 9月 4日(月)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 17,077円
- 定員
- 66
- その他
- 会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・表やグラフを読み解き、日本社会の特徴を多角的に理解する。
【講義概要】
日本社会は、経済の低迷、家族形成の困難化と急激な少子高齢化・人口減少、格差や貧困の世代間連鎖、著しいジェンダー不平等、人間関係や助け合いの希薄さ、社会保障制度や教育政策・労働政策などに関して公的支出が少なく不備な点が多いこと、総じて「自己責任」を強調し、困窮者やマイノリティに対して差別的な意識が強いこと、労働運動や社会運動などを通じて声をあげてゆく動きの弱さなど、数々の問題を抱えている。本講義では国際比較データを活用しながら、「異常で残念な日本」のありようを、「戦後日本型循環モデル」とその変容から解明し、変革の方向性について議論する。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/31(月) 日本社会の変容
第2回 2023/ 8/ 7(月) 家族・ジェンダー
第3回 2023/ 8/21(月) 教育
第4回 2023/ 8/28(月) 経済・仕事
第5回 2023/ 9/ 4(月) 政治・社会運動
・表やグラフを読み解き、日本社会の特徴を多角的に理解する。
【講義概要】
日本社会は、経済の低迷、家族形成の困難化と急激な少子高齢化・人口減少、格差や貧困の世代間連鎖、著しいジェンダー不平等、人間関係や助け合いの希薄さ、社会保障制度や教育政策・労働政策などに関して公的支出が少なく不備な点が多いこと、総じて「自己責任」を強調し、困窮者やマイノリティに対して差別的な意識が強いこと、労働運動や社会運動などを通じて声をあげてゆく動きの弱さなど、数々の問題を抱えている。本講義では国際比較データを活用しながら、「異常で残念な日本」のありようを、「戦後日本型循環モデル」とその変容から解明し、変革の方向性について議論する。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/31(月) 日本社会の変容
第2回 2023/ 8/ 7(月) 家族・ジェンダー
第3回 2023/ 8/21(月) 教育
第4回 2023/ 8/28(月) 経済・仕事
第5回 2023/ 9/ 4(月) 政治・社会運動
備考
【ご受講に際して】
◆参考図書として『「日本」ってどんな国?』(ちくまプリマー新書)、『社会を結びなおす』(岩波書店)、『教育は何を評価してきたのか』(岩波新書)をお読みいただくと、より理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆参考図書として『「日本」ってどんな国?』(ちくまプリマー新書)、『社会を結びなおす』(岩波書店)、『教育は何を評価してきたのか』(岩波新書)をお読みいただくと、より理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 本田 由紀 |
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肩書き | 東京大学大学院教授 |
プロフィール | 主に戦後日本における教育・仕事・家族という3つの社会領域間の関係に関する実証研究を主として行う。特に、教育から仕事への移行をめぐる変化について指摘と発言を積極的に行っている。著書に『「日本」ってどんな国?』、『教育は何を評価してきたのか』、『日本のオルタナティブ』(共著)、『文系大学教育は仕事の役に立つのか』等がある。 |