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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-25 / 世界史 / 学内講座コード:320310

ケマル・アタテュルクの新生トルコ共和国 国家建設の歩みと試練

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月27日(木)~ 9月 7日(木)
講座回数
5回
時間
13:10~14:40
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
24
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・第一次世界大戦・独立戦争後のトルコ革命・共和制宣言による国体転換と経済復興活動とに伴う新制度設計について知る。
・初期のトルコ共和国が採った国家統制型の社会経済政策「国家主義」について知る。
・ローザンヌ条約によるギリシアとの住民交換を受けた国民人口の純イスラム化と、トルコ共和国の世俗主義体制との矛盾について考える。
・ケマル・アタテュルクが追求した「トルコ国家」としての国民国家像について考える。

【講義概要】
第一次世界大戦の過酷なセーヴル条約破棄・ローザンヌ条約実現を受けて新生したトルコ共和国は、ローマ(ビザンツ)・オスマン両時代を通じ1600年に及んだ帝政・宗教国家の放棄の上に戦禍からの復興を目指しながら、戦後の秩序再構築を進める国際社会にデビューしました。本講義では、初代大統領となったムスタファ・ケマル(後のアタテュルク、以下「ケマル」)がどのような行動原理で祖国の新たな制度設計を進め、祖国を国民国家としての西欧型近代国家に確立しようとしたかを解説します。その上で、建国から1世紀が経ったエルドアン大統領政権下のトルコ共和国は、ケマルが追求した国家像とどのように異なるかを整理します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/27(木) 国民経済の推進と近代化改革
第2回 2023/ 8/ 3(木) ポスト・カピチュレーション時代と隣国ギリシアとの宥和
第3回 2023/ 8/24(木) 憲法改正による体制強化と複数政党制の試みの挫折
第4回 2023/ 8/31(木) 国家理念の確立と国家主義
第5回 2023/ 9/ 7(木) 対外関係の発展と平和の希求

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 野中 恵子
肩書き トルコ研究者、作家、トルコ語専門家
プロフィール 1965年生まれ。トルコの社会・歴史などを探究。慶應義塾大学非常勤講師、NHK同時通訳者、外務省通訳研修講師、朝日カルチャーセンター講師等を歴任。関西学院大学文学部英米文学科卒・一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。著書に『史跡・都市を巡るトルコの歴史』(ベレ出版)、『ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ:歴史がつなぐ社会と民族』(彩流社)『ドイツの中のトルコ:移民社会の証言』(柘植書房新社)他。
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