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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-19 / 日本史 / 学内講座コード:320213

戸籍と国籍の近現代史 民族・血統・日本人

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月21日(金)~ 9月 8日(金)
講座回数
6回
時間
15:05~16:35
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
36
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「日本人」なるものに対する理解を深める。
・「血統」や「民族」とは何かをつかむ。
・戸籍と国籍という制度の実態を知る。

【講義概要】
「日本人」とは何か? 自分が「日本人」であることをいかに証明するのか?こうした疑問は、戸籍とは何かという問題と不可分である。戸籍は単なる身分登録ではない。まず、それは日本国籍の証明とされる。では「国籍」とは一体、何なのか?さらに戸籍は「家」や「血」の証明として天皇制とも結びつき、日本の「国民」観念を支える道徳的な装置としてはたらいてきた。その反面、戸籍の歴史は出自やジェンダーをめぐる差別や序列化の歴史でもある。本講義では、拙著『戸籍と国籍の近代史 改訂増補版』の刊行を機に、戸籍がいかに「日本人」を創出し、管理し、そしていかなる矛盾を抱えてきたのかを再考するとともに、戸籍と国籍なるものの将来を問う。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/21(金) 国籍とは何か?ー近代国家と「国民」の資格
第2回 2023/ 7/28(金) 戸籍とは何か?―「日本人」の証明
第3回 2023/ 8/ 4(金) 植民地支配と「日本人」―戸籍が左右する「民族」
第4回 2023/ 8/25(金) 無戸籍の「日本人」―戸籍の陰に無戸籍あり
第5回 2023/ 9/ 1(金) 血統主義というフィクション―青い目の「日本人」
第6回 2023/ 9/ 8(金) 「多様性」の時代と戸籍・国籍ーさまざまな「日本人」のかたち

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 遠藤 正敬
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。早稲田大学、宇都宮大学、大阪国際大学等で非常勤講師。主な著書に『天皇と戸籍―「日本」を映す鏡』(筑摩書房、2019年)、『犬神家の戸籍―「血」と「家」の近代日本』(青土社、2021年)など。
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