講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-10 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:220502
「覚える」と「わかる」とは―現代における知能
- 開催日
- 7月12日(水)~ 9月 6日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:10~14:40
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,324円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「覚える」と「わかる」という知能の基本的な働きを理解する。
・「臨機応変の知」と「知的徳」の重要性を知る。
・人工知能の発展による現代の知の劇的な変化を理解する。
【講義概要】
日常の文章だけでなく専門的な文章まで作成してくれるChatGPTの登場により、人々の仕事や活動が大きく変わろうとしている。現代は知の激動の時代である。今後、人間の知はどうなっていくのだろうか。それを考察するために、まず「覚える」と「わかる」という人間の知能の基本的な働き(暗記、体験、意味理解、直観など)を見ていく。つぎに、その場で対処する臨機応変の知(「アジャイル」)や、人類の繁栄をもたらした人間特有の知(「知的徳」と「批判的思考」)を概観する。最後に、人工知能のような知的機械の発展によって、人間の知能と生活がどう変化するかを考察する。人間の知能の全体像を展望して、人間の行く末をうらなう。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/12(水) 覚える(1):丸暗記と身体で覚える
第2回 2023/ 7/19(水) 覚える(2):まねと体験学習
第3回 2023/ 7/26(水) わかる(1):ものごとの意味と理解の深さ
第4回 2023/ 8/ 2(水) わかる(2):形式的操作と直観的理解
第5回 2023/ 8/ 9(水) 臨機応変の知
第6回 2023/ 8/23(水) 人間特有の知
第7回 2023/ 8/30(水) 機械がひらく知
第8回 2023/ 9/ 6(水) 拡張する身体と心
・「覚える」と「わかる」という知能の基本的な働きを理解する。
・「臨機応変の知」と「知的徳」の重要性を知る。
・人工知能の発展による現代の知の劇的な変化を理解する。
【講義概要】
日常の文章だけでなく専門的な文章まで作成してくれるChatGPTの登場により、人々の仕事や活動が大きく変わろうとしている。現代は知の激動の時代である。今後、人間の知はどうなっていくのだろうか。それを考察するために、まず「覚える」と「わかる」という人間の知能の基本的な働き(暗記、体験、意味理解、直観など)を見ていく。つぎに、その場で対処する臨機応変の知(「アジャイル」)や、人類の繁栄をもたらした人間特有の知(「知的徳」と「批判的思考」)を概観する。最後に、人工知能のような知的機械の発展によって、人間の知能と生活がどう変化するかを考察する。人間の知能の全体像を展望して、人間の行く末をうらなう。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/12(水) 覚える(1):丸暗記と身体で覚える
第2回 2023/ 7/19(水) 覚える(2):まねと体験学習
第3回 2023/ 7/26(水) わかる(1):ものごとの意味と理解の深さ
第4回 2023/ 8/ 2(水) わかる(2):形式的操作と直観的理解
第5回 2023/ 8/ 9(水) 臨機応変の知
第6回 2023/ 8/23(水) 人間特有の知
第7回 2023/ 8/30(水) 機械がひらく知
第8回 2023/ 9/ 6(水) 拡張する身体と心
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 信原 幸弘 |
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肩書き | 東京大学名誉教授 |
プロフィール | 元東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は心の哲学。著書は、『意識の哲学』(岩波書店、2002年)、『シリーズ新・心の哲学』全3巻(共編著、勁草書房、2014年)、『情動の哲学入門』(勁草書房、2017年)、訳書は、P・チャーチランド『物質と意識(原書第3版) 』(共訳、森北出版、2016年)など。 |