大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・「温故知新」、すなわち先人の知恵を学びひいてその現代的意義を知る
・東洋思想を身近に考えるきっかけにする。

【講義概要】
1，序論―「東洋」を語るわが国先人達の思いを中心に。2，身体観―「身心一如」の思想を中心に。3，学問教育論―儒学の果たした役割を中心に。4，自然観―「天」「気」「陰陽五行」を手がかりとして人と自然の関わりを中心に。5，欲望観―老荘思想を中心に。6，死生観―宗教と思想の狭間で。7，幸福観―幸福指南書『菜根譚』を中心に。8，倫理観―わが国の伝統的倫理観としての武士道を中心に。
以上どれも今を生きるわれわれに多くの示唆を与えてくれるはずです。講座資料はその都度印刷して配付します。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	谷中 信一
肩書き	日本女子大学名誉教授
プロフィール	1948年東京生。元早稲田大学高等学院教諭、同文学部講師、日本女子大学名誉教授、文学博士(早稲田大学)、湯島聖堂斯文会評議員、日本中国学会賞(哲学部門)受賞。主要著作に『晏子春秋』『齊地の思想文化の展開と古代中國の形成』『『老子』經典化過程の研究』『先秦秦漢思想史研究』『『老子』河注王注全訳解』など。訳書に『日中文化DNA解読』がある。