講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-25 / 日本史 / 学内講座コード:120203
百人一首の歴史学―藤原道長と紫式部の時代
- 開催日
- 7月27日(木)~ 9月14日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 17,077円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・百人一首の作者たちの来歴とその背景を知る。
・王朝時代の大局を知る。
【講義概要】
本講座の目的は、『百人一首』の作者たちを通じ、平安王朝の実相を探ることです。国文学の独壇場とされた世界を歴史学にリンクさせることで、天皇、貴族、そして女房、僧侶たちの諸相を考えたいと思います。今回は天皇たちの歌を主題に話を進めます。1回目は『百人一首』を誕生させた中世の時代について、天皇たちの歌から考えます。2回目は「神と人」と題し『百人一首』に登場する天皇たちの政争を考えます。ここでは陽成天皇の歌を介し廃位の真相に迫ります。3回目は三条天皇の歌を通し藤原道長との確執について考えます。4回目は崇徳天皇と保元の乱について、怨霊も視野に眺めます。5回目は後鳥羽院の『百人一首』に載せる歌を介し、承久の乱に至る流れを考えます。
・百人一首の作者たちの来歴とその背景を知る。
・王朝時代の大局を知る。
【講義概要】
本講座の目的は、『百人一首』の作者たちを通じ、平安王朝の実相を探ることです。国文学の独壇場とされた世界を歴史学にリンクさせることで、天皇、貴族、そして女房、僧侶たちの諸相を考えたいと思います。今回は天皇たちの歌を主題に話を進めます。1回目は『百人一首』を誕生させた中世の時代について、天皇たちの歌から考えます。2回目は「神と人」と題し『百人一首』に登場する天皇たちの政争を考えます。ここでは陽成天皇の歌を介し廃位の真相に迫ります。3回目は三条天皇の歌を通し藤原道長との確執について考えます。4回目は崇徳天皇と保元の乱について、怨霊も視野に眺めます。5回目は後鳥羽院の『百人一首』に載せる歌を介し、承久の乱に至る流れを考えます。
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『百人一首の歴史学』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642071666)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『百人一首の歴史学』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642071666)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 関 幸彦 |
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肩書き | 元日本大学教授 |
プロフィール | 1952年生まれ。学習院大学卒業後、同大学院人文科学研究科博士課程単位修得満期退学。専門分野は日本中世史、武士論。著書に『武士の誕生』『国史の誕生』(講談社学術文庫)『その後の東国武士団』(吉川弘文館)『恋する武士 闘う貴族』(山川出版社)『百人一首の歴史学』(吉川弘文館)『北条政子』(ミネルヴァ書房)など多数。 |