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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-12 / 政治 / 学内講座コード:310701

エネルギー戦略と国際政治

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月14日(金)~ 5月26日(金)
講座回数
6回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
36
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
冷戦崩壊から30年、世界は平和に向かっているのでしょうか。中国の台頭、ロシアのウクライナ侵攻、中東問題等、世界には数多くの問題が山積しています。本講座では、大学での講義・国際政治学の理論を中心に、国際政治を動かしているエネルギーに焦点を当て世界の諸問題を包括的に理解できるようになることを目標とします。

【講義概要】
今、世界はウクライナ危機や中東の内戦、また感染症の拡大などによって、大きく揺れています。米国と中国の対立、またロシアと米国・欧州の対立なども激化しています。その陰で石油などエネルギーを巡る争いが激化しています。本講座では、国際政治学を中心に世界のこれまでのエネルギーを巡る争いと歴史、および米国をはじめとする主要国のエネルギー戦略を考察します。最新の環境問題など世界の諸問題と未来についても考察していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/14(金) 帝国主義時代のエネルギー獲得の歴史
第2回 2023/ 4/21(金) 米国の中東政策とエネルギー戦略(1)
第3回 2023/ 4/28(金) 米国の中東政策とエネルギー戦略(2)
第4回 2023/ 5/12(金) 中国、ロシア、EU、日本のエネルギー戦略と世界戦略
第5回 2023/ 5/19(金) 紛争とエネルギー・資源
第6回 2023/ 5/26(金) 国際政治を変えるエネルギー/環境と世界

備考

【ご受講に際して】
◆国際政治学の概念はしばしば聞きなれないものです。難しい内容でもわかりやすさを心掛けて説明します。
◆前講座『戦火の欧州・中東・イスラーム関係史』『現代国際政治と地政学』の内容と一部内容が重複する場合があります。
◆受講者の方ーの関心や理解度には「ばらつき」がありますので、繰り返し説明して理解を促す場合があります。その場合、ペースが遅くなったりする場合もあります。
◆基本的にはパワーポイントを使用しながら、必要に応じて板書(補足説明)や資料を配付します。
◆その中で理解を深めていただくために撮影した世界各地の写真や映像(資源国であるアゼルバイジャン・バクー、イラク・クルド自治区、アルジェリア、リビア、ナイジェリアなど)を適宜15分前後使って説明する場合もあります。
◆国際政治とエネルギー戦略に関する本・名著などもご紹介します。
◆なお、世界情勢の変化によって、講座内容が前後したり、変更になることがあります。時間の関係上すべて詳しく説明できない場合もあります。その場合はその次の回に説明します。
◆初回は10分ほどお時間をいただいて簡単に自己紹介をさせていただきます。
◆他の方の迷惑になると判断される行為が発生した場合は退室を促す場合があります。
こうした点を理解して受講していただけると有難いです。有意義な時間になるように最大限努力したいと考えています。
◆休講が発生した場合の補講日は6月2日(金)を予定しています。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『Gゼロ時代のエネルギー地政学』(岩波書店)(ISBN:978ー4000610032)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 福富 満久
肩書き 一橋大学大学院教授,英王立地理学会フェロー(F.R.G.S.)
プロフィール 早稲田大学政経卒。同大学院政治学研究科博士課程およびパリ政治学院国際関係学Ph.D.コース修了。博士(政治学)、Ph.D(国際関係学)。英王立地理学会フェロー(F.R.G.S.)、専門は国際政治・安全保障・中東問題。12年より一橋大学大学院社会学研究科准教授、15年より現職。15年~16年カリフォルニア大学サンタバーバラ校 オルファレア国際問題研究センターリサーチフェロー、19年~20年ロンドン大学キングス・カレッジ 戦争学研究科シニアリサーチフェロー。18年より防衛大修士・博士論文審査委員。著書に『中東・北アフリカの体制崩壊と民主化』、『国際平和論』、『Gゼロ時代のエネルギー地政学』(いずれも岩波書店)、『戦火の欧州・中東関係史』(東洋経済新報社)。近年は紛争学・正義論・軍事介入の問題に力を入れている。最新の論文に英国のSpringer Nature/palgrave macmillan社発行の国際政治学術誌『International Politics』2021年7月号、論文Could humanitarian intervention fuel the conflict instead of ending it?
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