大学公開講座のセカンドアカデミー

【講義概要】
日本独自の哲学を作り上げた代表的哲学者たちを取り上げ、西洋の「哲学」という概念が明治の日本においてどのように受容されたのか、儒教や仏教などの伝統思想とどのような関わり合いをもったのか、当時の国家体制と摩擦を起こすことはなかったのか、日本人の生き方にどのような影響を与えたのか、といった多様な視点から分かり易く概観する。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 5(水) 西 周
第2回 2023/ 4/12(水) 井上哲次郎
第3回 2023/ 4/26(水) 井上円了
第4回 2023/ 5/10(水) 大西 祝
第5回 2023/ 5/24(水) 清沢満之
第6回 2023/ 5/31(水) 西田幾多郎
第7回 2023/ 6/ 7(水) 田辺 元
第8回 2023/ 6/14(水) 和辻哲郎

【ご受講に際して】
◆2022年度秋学期に八丁堀校で開講した同名講座がありますが、内容は新しいものとなります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	田中 久文
肩書き	日本女子大学名誉教授
プロフィール	1952年生まれ。1976年東京大学文学部倫理学科卒業。1983年同大学院人文科学研究科倫理学専攻博士課程修了。文学博士（東京大学）。専門分野は日本近代哲学。主な著書に『日本の哲学をよむ』（ちくま学芸文庫）、『丸山眞男をよみなおす』（講談社選書メチエ）、『象徴天皇を哲学する』（青土社）、『近代日本思想選　九鬼周造』（ちくま学芸文庫）、『西田幾多郎』（作品社）、『九鬼周造』（講談社学術文庫）