大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
イタリアの初期ルネサンス絵画の中から著名な作品を選び、いくつかの視点からそれを「解剖」することで美術作品へのさまざまなアプローチを試みます。

【講義概要】
コロナ禍で海外旅行もままならない状況が続いています。そこで今回は皆さんとイタリア旅行の気分を味わいながら14世紀から15世紀にかけてのイタリア絵画を鑑賞します。選りすぐりの8人の画家たちの名作を前に皆さんと意見交換ができればうれしく思います。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/18(火) 絵画の革新者ジョット
第2回 2023/ 4/25(火) 華麗なるシエナ派
第3回 2023/ 5/ 9(火) 15世紀の前衛画家マザッチョ
第4回 2023/ 5/16(火) 天使僧フラ・アンジェリコの聖なる世界
第5回 2023/ 5/23(火) 遠近法の幻想画家パオロ・ウッチェロ
第6回 2023/ 5/30(火) ピエロ・デッラ・フランチェスカの理知的世界
第7回 2023/ 6/ 6(火) 北イタリアの巨匠マンテーニャ
第8回 2023/ 6/13(火) 運命に翻弄されたボッティチェッリ

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	諸川 春樹
肩書き	多摩美術大学教授
プロフィール	東京大学人文科学研究科博士後期課程満期修了。著書『西洋美術の主題物語』(美術出版社）『西洋美術館』(小学館)『アート・ギャラリー神話と物語』（集英社）訳書：レーヴィン『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』(岩波書店)バーク『時代の目撃者』(中央公論美術出版)クルシンスキー『モディリアニ』(岩波書店)他。