講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-03 / 文学 / 学内講座コード:210107
大人のための児童文学研究ー宮沢賢治から上橋菜穂子まで
- 開催日
- 4月 5日(水)~ 5月31日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 17,077円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・「近代童話」から「現代児童文学」へと展開する日本の子どもの文学の歴史について理解を深める。
・宮沢賢治、小川未明、新美南吉の童話を深く読む力を身につける。
・「戦争」や「ファンタジー」など、「現代児童文学」があつかってきた事柄に対する理解を深める。
【講義概要】
日本の子どもの文学は、詩的・象徴的なことばで心象風景を描く「近代童話」から、敗戦後の1960年前後に、もっと散文的なことばで子どもをめぐる状況(社会)を描く「現代児童文学」へと転換します。子どものころに出会った「近代童話」や「現代児童文学」の代表的な作品を読み直しながら、子どもの文学の思想と方法について、あらためて考えます。子ども時代とはまた違う読み方、感じ方が発見され、深く楽しい世界が開かれるはずです。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 5(水) 名作童話を読み直す(1) 宮沢賢治「風の又三郎」
第2回 2023/ 4/12(水) 名作童話を読み直す(2) 小川未明「赤い蝋燭と人魚」
第3回 2023/ 4/26(水) 名作童話を読み直す(3) 新美南吉「久助君の話」
第4回 2023/ 5/24(水) 現代児童文学と「戦争」
第5回 2023/ 5/31(水) 現代のファンタジー
・「近代童話」から「現代児童文学」へと展開する日本の子どもの文学の歴史について理解を深める。
・宮沢賢治、小川未明、新美南吉の童話を深く読む力を身につける。
・「戦争」や「ファンタジー」など、「現代児童文学」があつかってきた事柄に対する理解を深める。
【講義概要】
日本の子どもの文学は、詩的・象徴的なことばで心象風景を描く「近代童話」から、敗戦後の1960年前後に、もっと散文的なことばで子どもをめぐる状況(社会)を描く「現代児童文学」へと転換します。子どものころに出会った「近代童話」や「現代児童文学」の代表的な作品を読み直しながら、子どもの文学の思想と方法について、あらためて考えます。子ども時代とはまた違う読み方、感じ方が発見され、深く楽しい世界が開かれるはずです。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 5(水) 名作童話を読み直す(1) 宮沢賢治「風の又三郎」
第2回 2023/ 4/12(水) 名作童話を読み直す(2) 小川未明「赤い蝋燭と人魚」
第3回 2023/ 4/26(水) 名作童話を読み直す(3) 新美南吉「久助君の話」
第4回 2023/ 5/24(水) 現代児童文学と「戦争」
第5回 2023/ 5/31(水) 現代のファンタジー
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 宮川 健郎 |
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肩書き | 武蔵野大学名誉教授、一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団(IICKLO)理事長 |
プロフィール | 1955年、東京生まれ。文学修士(立教大学)。日本児童文学専攻。宮城教育大学助教授等を経て現職。日本児童文学学会会長。宮沢賢治学会イーハトーブセンター理事。早稲田大学教育学部非常勤講師。『現代児童文学の語るもの』(NHKブックス1996年)、『物語もっと深読み教室』(岩波ジュニア新書2013年)ほか著書編著多数。 |