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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-02 / 世界史 / 学内講座コード:110305

古代メソポタミア史料講読 最古の民営化社会に生きた市民たちの日常と信仰

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 4日(火)~ 6月13日(火)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・古代メソポタミア世界で展開された社会経済史の変遷とその歴史的意義を考える。
・古代メソポタミア世界から出土した様ーな資料を読解し、その歴史的意味を理解する。
・古バビロニア時代の人ーの日常生活と信仰のあり方を知り、現代の日本社会との共通点・相違点を考える。
・歴史資料としての各種楔形文字資料(邦訳)の分析力を身につける。

【講義概要】
古代メソポタミア文明期の人ーが残した様ーな楔形文字史料(邦訳はプリントして毎回配付予定)の講読を通して、それらの史料から読み解くことができる歴史・文化・宗教・社会・経済の様相の解説を行う講座です。
昨年度に引き続いて、前2千年紀初頭の都市社会に生きた一般市民たちの日常生活や民間信仰のあり方の実態解明をメインテーマとして、関連する当時の書簡(私信)や文学作品などを受講者とともに読み進め、当時の民間レベルの人ーの人生観や日常生活に関する理解を深めていきたいと考えます。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 4(火) 古バビロニア時代・古アッシリア時代の歴史展開と社会様相の変化の概要
第2回 2023/ 4/11(火) 「家制度」の開始とその社会的影響
第3回 2023/ 4/18(火) 「家制度」と開始とその宗教的影響
第4回 2023/ 4/25(火) 市民の日常生活(1)ー家族と家産経営
第5回 2023/ 5/ 9(火) 市民の日常生活(2)ー女性の役割・女神官制度
第6回 2023/ 5/16(火) 市民の日常生活(3)ー子供の自立と養子縁組制度
第7回 2023/ 5/23(火) 市民の日常生活(4)ー加齢と老後の問題
第8回 2023/ 5/30(火) 市民の日常生活(5)ー人生の終焉と葬儀・墓の問題
第9回 2023/ 6/ 6(火) 市民の日常生活(6)ー遺産相続
第10回 2023/ 6/13(火) 市民の日常生活(7)ー祖先供養と民間信仰

備考

【ご受講に際して】
◆初めて受講される方も歓迎いたしますが、あらかじめ古代メソポタミア史に関する一般的な通史を読んでおくことをお勧めします。
◆講義予定は講義の進行や受講生の理解度などの状況によって予告なく変更する場合があることをご了承ください。
◆実際には1年を通じて1つのテーマを追う講座として計画を立てております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 康司
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 東京都出身、早稲田大学大学院修了。専攻分野は古代メソポタミア史。主な著訳書に『歴史学の現在ー古代オリエント』(共訳、山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著、原書房)、『古代オリエント事典』(共著、岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著、太陽出版)、『朝倉世界地理講座6 西アジア』など。
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