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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-15 / 日本史 / 学内講座コード:110216

仮名古筆を読む、味わう

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月17日(月)~ 6月12日(月)
講座回数
8回
時間
15:05~16:35
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・古筆鑑賞の基礎知識を学び、展覧会や刊行物等で接する古筆作品の価値、筆者、書写年代等を正しく理解できるようになること。
・変体仮名の読みの練習を毎週行い、比較的読みやすい和歌懐紙や短冊等をなんとか読める程度に至ること。
・内容伝達の用具である文字にも、美しいとか、そうでもないと感じさせる、かたち(書様)があることを理解すること。

【講義概要】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語などの仮名書きの写本を古筆といいます。この講座では、古筆に用いられる"変体仮名"の読み方を習得しながら、古筆鑑賞の約束事、仮名書を見る時の注意点、時代によって変化する仮名の書様とその背景など、古筆鑑賞の基礎知識を学びます。初心者の方でも変体仮名の読みを習得できるよう、字の大きな入門用のテキストから入り、回を追って様ーな古筆作品を交ぜてゆきます。今まで受講した大半の方が、目標(短冊等をなんとか読めるようになること)を達成しています。また、これまでの講座内容と重複しないようにテキストを配慮しますので、継続受講の方もぜひご参加ください。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/17(月) リファレンス “古筆とはどういうものか、どうして読みにくいか”
第2回 2023/ 4/24(月) 古筆の様ーな鑑賞形態と古筆鑑賞の約束事
第3回 2023/ 5/ 8(月) 仮名古筆を見る時の注目点
第4回 2023/ 5/15(月) 平仮名に成るまで
第5回 2023/ 5/22(月) 平安時代の古筆と書様
第6回 2023/ 5/29(月) 鎌倉時代の古筆と書様
第7回 2023/ 6/ 5(月) 南北朝~室町時代の古筆と書様
第8回 2023/ 6/12(月) 古筆の実作品の見学、見分による実習

備考

【ご受講に際して】
◆毎時間、必ず変体仮名を読む練習をします。テキストと簡単な字典のコピーはこちらで用意しますが、ご自分で字典をお持ちの方はご持参下さい。
◆おおよその目安として入門レベルの方を対象とします。
◆早稲田大学中央図書館(資料室)所蔵の実作品および複製品を見分する実習を予定しています。集合場所等は、別途、講義の中で詳細をご案内します。なお、この実習は新型コロナウイルス感染症の感染動向等に応じて教室での授業に変更となる場合があります。
◆休講が発生した場合の補講は、6月19日(月)を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 別府 節子
肩書き 実践女子大学客員研究員
プロフィール 東京都生まれ、博士(文学)。出光美術館学芸員、淑徳大学、早稲田大学非常勤講師を経て、実践女子大学客員研究員。中世古筆資料の調査研究、発掘活動を続ける。展覧会図録に『古筆手鑑』、『時代を映す仮名のかたち』(出光美術館)。著書に『古筆への誘い』(共著)(三弥井書店)、『和歌と仮名のかたちー中世古筆の内容と書様』(笠間書院)。
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