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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-04 / 日本史 / 学内講座コード:110201

日本の古代

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 6日(木)~ 6月15日(木)
講座回数
10回
時間
13:10~14:40
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・古代史の事件・人物などについての概説的な理解を身につけます。
・通説的な理解には思い込みが潜みがちで、その実情を認識します。
・歴史解釈の多様性を認識し、歴史を見る眼・歴史感覚を養います。

【講義概要】
歴史学界を悩ませてきた神武東征の筋書きはいったい何を目的として挿入されたのでしょうか。大化改新が国内の君臣間の争いでなかったのなら、東アジア世界の政治的変動のなかでどう理解すべきでしょうか。あるいは、律令国家が招聘した鑑真には何が期待されていて、それなのに『天平の甍』に描かれたあとの仏教界はなぜ大混乱となったのでしょうか。初の摂政・良房のために何もしてやれなかったはずの冬嗣が、なぜ摂関家の祖と崇められるのでしょう。武家政権のはじめはだれで、平氏政権は鎌倉幕府と本質的にどう違うのでしょう…などなど、古代史を見通すための20テーマを春期と秋期に分けて扱います。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 6(木) 邪馬台国東遷が神武東征伝承のもととなったのか
第2回 2023/ 4/13(木) 三王朝交替説には、どんな意義があったのか
第3回 2023/ 4/20(木) 蘇我氏は、王権の抱える問題をどう解決しようとしていたか
第4回 2023/ 4/27(木) 推古女帝は聖徳太子に何を期待していたのか
第5回 2023/ 5/11(木) 大化改新は、いつから何のために準備されたのか
第6回 2023/ 5/18(木) 有間・額田王・宅守の詠んだ万葉歌は何を意味するか
第7回 2023/ 5/25(木) 誰が、なぜ、大藤原京を見限って平城に遷したのか
第8回 2023/ 6/ 1(木) 日本語はいつ創られ、日本の筆記文はどう作られたか
第9回 2023/ 6/ 8(木) 班田収授法と戸籍制度の理想と現実の差とは
第10回 2023/ 6/15(木) 皇后でもなかった元正女帝は、なぜ即位できるのか

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は「日本史基礎講座」シリーズの古代通史の前半にあたり、2023年秋学期「日本の古代(130201)」を続編とするものです。
◆2022年度春期の同名講座とおおむね同じ内容ですが、第2話・第3話は変更しています。また講師の研究の進展により、各回の講義内容は細かく変更されています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松尾 光
肩書き 元早稲田大学講師、奈良県立万葉文化館名誉研究員
プロフィール 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学非常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著18冊。最近作は『飛鳥奈良時代史の研究』『古代政治史の死角』(花鳥社)。
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