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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-02 / 文学 / 学内講座コード:110106

『源氏物語』若菜上・下巻を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 4日(火)~ 6月13日(火)
講座回数
10回
時間
13:10~14:40
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・『源氏物語』の原文を丁寧に読むことで、言葉の持つ豊かな表現性を味わう。
・物語の表現・構造などについてより深く知ることで、『源氏物語』の物語文学としての価値や達成について理解する。
・平安時代の習俗や歴史などを知り、物語世界への理解を深める。

【講義概要】
昨年度に続き『源氏物語』若菜上巻、次いで下巻を読んでいきます。この両巻では、女三宮への執着に心を悩ませ、密通露見後は源氏の影に怯える柏木、六条院内での立場も低下し源氏とも心がすれちがって生きる意味を見失っていく紫の上、柏木の密通によりかつての自分の犯した罪と向き合わざるを得ず、かつ自らの「老い」を突きつけられた光源氏ー三者三様の「苦」の姿が丹念に描かれていきます。物語中白眉と言ってよい読み応えのある内容、ぜひ味読しましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 4(火) 若菜上巻〔34〕〔35〕を読む
第2回 2023/ 4/11(火) 若菜上巻〔36〕を読む
第3回 2023/ 4/18(火) 若菜上巻〔37〕〔38〕を読む
第4回 2023/ 4/25(火) 若菜上巻〔39〕〔40〕を読む
第5回 2023/ 5/ 9(火) 若菜下巻〔1〕〔2〕〔3〕を読む
第6回 2023/ 5/16(火) 若菜下巻〔4〕〔5〕を読む
第7回 2023/ 5/23(火) 若菜下巻〔6〕〔7〕を読む
第8回 2023/ 5/30(火) 若菜下巻〔8〕〔9〕を読む
第9回 2023/ 6/ 6(火) 若菜下巻〔10〕を読む
第10回 2023/ 6/13(火) 若菜下巻〔11〕〔12〕を読む

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は2022年度秋学期「『源氏物語』若菜上巻を読む」の継続講座ですが、新規の方も歓迎します。
◆テキストは小学館の『古典セレクション源氏物語』(9)(10)を使用しますが、入手しにくければ他のテキストを用いていただいて構いません。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『古典セレクション 源氏物語10』(ISBN:978ー4093620901)
『古典セレクション 源氏物語9』(小学館)(ISBN:978ー4093620895)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 栗山 元子
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 神戸市生まれ。早稲田大学・法政大学・実践女子大学などで講師を務める。早稲田大学第一文学部卒業後、早稲田大学文学研究科博士後期課程満期退学。『源氏物語』を中心とした平安期の物語に関心を持つ。主要業績は中野幸一氏との共編『源氏釈・奥入・光源氏物語抄』(源氏物語古註釈叢刊第一巻 武蔵野書院)、「手習巻の表現方法ー追い詰められる浮舟ー」(『国文学研究』186集 早稲田大学国文学会)など。
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