大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
日本の中世から近世への転換を理解する。

【講義概要】
戦乱の世から泰平の世へ。16世紀後半から17世紀前半にかけて、日本社会は激変した。徳川家康が開いた江戸幕府による藩の創出こそが、戦国時代以来の戦乱で荒廃した地域社会を復興させたためである。地方の王者たる戦国大名が、いかにして「国家の官僚」たる藩主へと変貌したのか。本講義においては、江戸時代の平和の基盤となった藩の歴史的意義を明らかにする。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/16(月) 近世城下町の画期性
第2回 2023/ 1/23(月) 藩の思想
第3回 2023/ 1/30(月) 藩の創始者たち
第4回 2023/ 2/ 6(月) 藩の設計者たち
第5回 2023/ 2/13(月) 東アジアの幕府・藩

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は2月20日(月)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆参考書籍:『藩とは何か-「江戸の泰平」はいかに誕生したか』(藤田達生著、中央公論新社)をお読み頂くとより理解が深まります。
◆12/3(土)11:00より本講座の無料体験会を実施します。
◆体験会お申込みはこちらから。https://www1.ex-waseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	藤田 達生
肩書き	三重大学教授
プロフィール	愛媛県生まれ。学術博士(神戸大学)。専門分野は、日本近世国家成立史の研究。著書としては『日本近世国家成立史の研究』(校倉書房) 『天下統一論』(塙書房)『本能寺の変』(講談社学術文庫)『戦国日本の軍事革命』(中公新書)などがある。