講座詳細情報
申し込み締切日:2023-02-19 / 文学 / 学内講座コード:340224
昭和後半期からの半世紀に激しく変化した漢字
- 開催日
- 2月21日(火)~ 2月28日(火)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,831円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 5,940円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「当用漢字」の時代の漢字の制限を理解する
・「当用漢字」の時代の漢字の大らかさを思い起こす
・日本の漢字の理想的な将来について各自思いを馳せる
【講義概要】
講師が生まれ育った昭和後半期は、漢字に激しい動きが残っていた。「当用漢字」という厳しい漢字制限が敷かれ、公文書や新聞などでは1850字以外は仮名で書くことが強いられていた。その一方で、街中の看板や手紙には、ユニークな当て字や俗字・略字がふんだんに書かれ、非常に自由な様子も見られた。それとともに、電光掲示板に表示される文字が増え始め、次第にコンピューターによる漢字の画一化を迎える時代でもあった。自然災害とコロナ禍に戦禍まで加わって閉塞感を増す令和の現在において、当時の漢字の状況を一度しっかりと回顧し、私たちが失ったもの、取り戻すべきものについて、皆さんと一緒にじっくりと考えたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 2/21(月) 昭和の漢字1
第2回 2023/ 2/28(火) 昭和の漢字2
・「当用漢字」の時代の漢字の制限を理解する
・「当用漢字」の時代の漢字の大らかさを思い起こす
・日本の漢字の理想的な将来について各自思いを馳せる
【講義概要】
講師が生まれ育った昭和後半期は、漢字に激しい動きが残っていた。「当用漢字」という厳しい漢字制限が敷かれ、公文書や新聞などでは1850字以外は仮名で書くことが強いられていた。その一方で、街中の看板や手紙には、ユニークな当て字や俗字・略字がふんだんに書かれ、非常に自由な様子も見られた。それとともに、電光掲示板に表示される文字が増え始め、次第にコンピューターによる漢字の画一化を迎える時代でもあった。自然災害とコロナ禍に戦禍まで加わって閉塞感を増す令和の現在において、当時の漢字の状況を一度しっかりと回顧し、私たちが失ったもの、取り戻すべきものについて、皆さんと一緒にじっくりと考えたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 2/21(月) 昭和の漢字1
第2回 2023/ 2/28(火) 昭和の漢字2
備考
【ご受講に際して】
2022年度夏学期にオンラインで開講の「昭和後半期の漢字」講座と前半はほぼ同じ内容です。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『『漢字ハカセ、研究者になる』』(岩波ジュニア新書)(ISBN:978-4005009503)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
2022年度夏学期にオンラインで開講の「昭和後半期の漢字」講座と前半はほぼ同じ内容です。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『『漢字ハカセ、研究者になる』』(岩波ジュニア新書)(ISBN:978-4005009503)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 笹原 宏之 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 東京都生まれ、早稲田大学大学院修了。博士(文学)(早稲田大学)。「常用漢字」「人名用漢字」などの制定に携わり、NHK用語委員、日本漢字学会理事、日本語学会評議員、『新明解国語辞典』編集委員。著書に『日本の漢字』(岩波新書)『謎の漢字』(中公新書)『国字の位相と展開』(三省堂、金田一京助博士記念賞)他。 |