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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-02-08 / 日本史 / 学内講座コード:340218

人物回覧―岡倉天心・甘粕正彦・尾崎秀実・原節子 映像で読み解くその時代

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月10日(金)~ 3月 3日(金)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
13,662円
定員
36
その他
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・敗戦までの日本の近代の〈稗史〉を生きた人物を通してその時代を考えます。
・それぞれの人物が〈日本〉や〈アジア〉という国家とどのように向き合い、かかわってきたのかを問います。
・かれらの歩みが、その時代の歴史とどのような関係を取り結んだのかを考えます。
・かれらの行動や境涯を通して、その今日から見た意味を掘り起こします。

【講義概要】
20世紀の日本が欧米列強に伍してアジア各地への進出をすすめるなかで、その歩みへの同調と反発がさまざまな歴史の場面で起こります。ここでは美学者で日本美術のプロデューサーだった岡倉天心、アナーキスト大杉栄らの殺害を問われ、のちに満州映画協会理事長として自裁する甘粕正彦、国際共産主義組織のスパイとして戦時下の政府の情報活動により処刑された尾崎秀美、世紀の美人女優として一世を風靡した原節子の歩みを通して、彼らが心に描いた「日本」の夢と現実の落差を考えます。映画、画像、記録映像などそれぞれの映像素材を各回とも利用し、人物とその時代への理解を深めます。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/10(金) (1)岡倉天心◆映画『天心』
第2回 2023/ 2/17(金) (2)甘粕正彦◆映画『ラストエンペラー』(ベルナルド・ベルトルッチ監督)
第3回 2023/ 2/24(金) (3)尾崎秀実◆映画『スパイ・ゾルゲ』(篠田正浩監督)
第4回 2023/ 3/ 3(金) (4)原節子◆映画『新しき土』(アーノルド・ファンク監督)

備考

【ご受講に際して】
◆各回資料配付の予定です。
◆参考書籍は、各回、教室で個別に紹介します。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 柴崎 信三
肩書き ジャーナリスト、元日本経済新聞論説委員
プロフィール 1946年東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、日本経済新聞社へ入社。文化部長、論説委員などを務めた。獨協大、白百合女子大で表象文化論、日本文化論などを講じる。著書に『魯迅の日本 漱石のイギリス』(日本経済新聞社)『絵筆のナショナリズム』『絵画の運命』(ともに幻戯書房)『パトリ-祖国の方へ』(ウエッジ)『〈日本的なもの〉とは何か』(筑摩書房)などがある。
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