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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-01-18 / 日本史 / 学内講座コード:340201

続日本紀巻三・巻四を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月20日(金)~ 2月24日(金)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
24
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本の奈良時代史を叙述する上で、基礎的で根本的な歴史文献である『続日本紀』を扱います。
・日本の古代史料そのものをじかに読み、文字・記事の正確・厳密な理解の仕方と多様な解釈を学びます。
・史料の解読を通じて、古代社会では何が関心事とされていて、人々の姿がどのように描かれていたかを学び取ります。
・史料解釈の多様さとそれに起因する解読の難しさを、また記載内容の限界やその理由などを考えていきます。

【講義概要】
『続日本紀』には漢文・書き下し・現代語訳本がありますが、そのうちの漢文を教材とします。書き下しも現代語訳も、書き手の解釈が入ってしまい、もともとどう書かれ、本当にそう読めるのか曖昧になるからです。古代史の叙述のもととなる記事が本当はどう書かれていたのか。確実な史料に触れることからスタートして、古代史を読み解いていきましょう。とはいえ長編である『続日本紀』をすべて読んでいくには際限なく時間がかかりますので、講師が各巻から適宜数ケ条の記事を取り上げる、抜き読みの形で進めていきます。今回は『続日本紀』40巻のうち、思いがけず元明女帝が即位し、草壁皇子系を支える不比等の手腕が問われた時代の記事です。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/20(金) 『続日本紀』第三巻を読む(1)
第2回 2023/ 1/27(金) 『続日本紀』第三巻を読む(2)
第3回 2023/ 2/ 3(金) 『続日本紀』第三巻を読む(3)
第4回 2023/ 2/10(金) 『続日本紀』第四巻を読む(1)
第5回 2023/ 2/17(金) 『続日本紀』第四巻を読む(2)
第6回 2023/ 2/24(金) 『続日本紀』第四巻を読む(3)

備考

【ご受講に際して】
◆2018年度・2019年度の八丁堀校での講座と同趣旨・同内容の講座ですが、新たな内容も一部に加えて説明します。
◆教材となる漢文テキストには、新訂増補国史大系本を用い、当該部分のコピーを配布します。書き下しや現代語訳されている本は、初回の講座でご紹介します。必要と思われる方はご携行下さい。
◆休講が発生した場合の補講は、3月3日(金)を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松尾 光
肩書き 元早稲田大学講師、奈良県立万葉文化館名誉研究員
プロフィール 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学非常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著18冊。最近作は『飛鳥奈良時代史の研究』『古代政治史の死角』(花鳥社)。
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