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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-01-23 / 文学 / 学内講座コード:340102

『日本書紀』を読む 巻第十八・安閑紀~宣化紀

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月25日(水)~ 3月 8日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
36
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・本講座では、奈良時代に成立した最古の勅撰史書である『日本書紀』に注目し、主に文学としての観点から記事を読み解きます。
・他の文献との比較や奉斎神社の現状を通して、そこに登場する神・人物に関する理解を深めていきます。

【講義概要】
本学期は、『日本書紀』巻第十八・安閑天皇条から宣化天皇条を中心に読み解きます。はじめに、『日本書紀』巻第十七・継体天皇条を中心に、これまでの各天皇条の概要をみます。次に、講読では、記事内容の細部を踏まえつつ、漢籍の利用や、背景にある祭祀・信仰及び習俗、後世にみられる受容などを捉えることに重点を置きます。その上で、『古事記』『風土記』等にみる関連記事や、海外における類話、さらには現在奉斎する神社をも視野に入れつつ、『日本書紀』の持つ魅力を多角的に考えていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/25(水) 『日本書紀』巻第十七・継体紀までの各天皇条の概要 / 巻第十八・安閑紀:系譜、即位と宮都、后妃皇子女
第2回 2023/ 2/ 8(水) 巻第十八・安閑紀:伊甚国造稚子直の逃亡と無礼、伊甚屯倉の設置、百済の朝貢、大河内直味張の非礼、大伴金村の進言による后妃の屯倉設置、三島行幸、大河内直味張の贖罪と钁丁の奉献
第3回 2023/ 2/22(水) 巻第十八・安閑紀:廬城部連枳?喩の女・幡媛による窃盗、枳?喩の贖罪と廬城部屯倉献上、十市部らを奉献する物部大連尾輿、武蔵国造の内紛と決着、多くの屯倉の設置、犬養部の設置、崩御、陵墓、後世の受容
第4回 2023/ 3/ 1(水) 巻第十八・宣化紀:系譜、即位と宮都、后妃皇子女、筑紫国内における官家の整備、物部麁鹿火大連の薨去
第5回 2023/ 3/ 8(水) 巻第十八・宣化紀:大伴金村の子・磐と狭手彦による任那及び百済支援、崩御、陵墓、後世の受容

備考

【ご受講に際して】
◆2022年度秋学期講座から継続する内容を取り扱いますが、本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説しますので、お気軽にご受講ください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本書紀(三)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003000434)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小林 真美
肩書き 東京理科大学准教授、古事記学会理事
プロフィール 1976年山梨県出身。2006年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。著書に『『古事記』諸本における受容と展開の研究』(単著・國學院大學大学院)、『日本書紀【歌】全注釈』(分担執筆・笠間書院)、『先代旧事本紀論』(同・花鳥社)等がある。
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