講座詳細情報
申し込み締切日:2023-02-07 / 日本史 / 学内講座コード:140257
日本経済思想史―江戸・明治の貨幣観
- 開催日
- 2月 9日(木)~ 3月 9日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・江戸時代の貨幣制度を知る。
・政策担当者の貨幣観とその歴史的変遷をたどる。
【講義概要】
日本では10世紀半ば以降、公家政権も武家政権も貨幣を発行していませんでした。したがって、17世紀初頭に徳川政権が金貨・銀貨・銭貨を鋳造し、これらの貨幣を全国に通用させたことは、日本経済史における画期的な出来事でした。言いかえれば、江戸時代以降の日本経済にとって貨幣は不可欠の要素となったのであり、このため、経済政策においても、貨幣は重要な位置を占めるようになりました。本講座では、徳川政権の政策担当者が貨幣をどのように理解し、経済政策に組み込んだのかを通観し、さらに、それが明治前期の政策担当者にどのようにつながっているのかを考えたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 9(木) 江戸時代の経済システム
第2回 2023/ 2/16(木) いわゆる「享保改革」
第3回 2023/ 3/ 2(木) いわゆる「田沼政治」
第4回 2023/ 3/ 9(木) 財政基盤のない明治維新政府
・江戸時代の貨幣制度を知る。
・政策担当者の貨幣観とその歴史的変遷をたどる。
【講義概要】
日本では10世紀半ば以降、公家政権も武家政権も貨幣を発行していませんでした。したがって、17世紀初頭に徳川政権が金貨・銀貨・銭貨を鋳造し、これらの貨幣を全国に通用させたことは、日本経済史における画期的な出来事でした。言いかえれば、江戸時代以降の日本経済にとって貨幣は不可欠の要素となったのであり、このため、経済政策においても、貨幣は重要な位置を占めるようになりました。本講座では、徳川政権の政策担当者が貨幣をどのように理解し、経済政策に組み込んだのかを通観し、さらに、それが明治前期の政策担当者にどのようにつながっているのかを考えたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 9(木) 江戸時代の経済システム
第2回 2023/ 2/16(木) いわゆる「享保改革」
第3回 2023/ 3/ 2(木) いわゆる「田沼政治」
第4回 2023/ 3/ 9(木) 財政基盤のない明治維新政府
備考
【ご受講に際して】
◆参考図書『日本経済思想史 江戸から昭和』(勁草書房、2015年)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆参考図書『日本経済思想史 江戸から昭和』(勁草書房、2015年)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 川口 浩 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1951年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。専攻分野は日本経済思想史。早稲田大学政治経済学部で日本経済思想史・日本経済史を担当。早稲田大学野球部長を17年間務める。著書『江戸時代の経済思想-「経済主体」の生成-』(勁草書房)、編著『日本の経済思想世界-「十九世紀」の企業者・政策者・知識人-』(日本経済評論社)、共著『日本経済思想史 江戸から昭和』(勁草書房)など。 |