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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-10-02 / その他教養 / 学内講座コード:730714

形態進化と分子進化をつなぐゲノム領域

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(火)~11月 1日(火)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
30
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
ゲノム中の遺伝子発現の量と時期を制御すると考えられる「進化的に保存された非コード塩基配列」が、形態進化と分子進化をつなぐという可能性を理解する。

【講義概要】
DNAが遺伝子の本体であることが解明されるまで、進化研究の中心は形態の進化だった。20世紀の後半には、遺伝子の発現調節をになうゲノム中の領域こそが形態進化の原因だろうという考え方が台頭した。しかし、ゲノム配列が次々に決定されるようになった21世紀になって、ようやくこの考え方を検証する基盤が固まったのである。本講義では、講師の研究室で進めてきた、ゲノム中で進化的に保存された非コード制御配列(略称CNS)の解析結果を中心として、いかに大規模なゲノム配列決定が進化学研究を大きく発展させているかを実感していただきたい。

【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 4(火) 古典的な形態進化研究の概観
第2回 2022/10/11(火) 遺伝学によってうかびあがったDNAの重要性
第3回 2022/10/18(火) タンパク質をコードする遺伝子の発現調節の重要性
第4回 2022/10/25(火) エンハンサーの発見とゲノム配列決定の開始によるCNSの発見
第5回 2022/11/ 1(火) 斎藤成也研究室におけるCNS研究の紹介

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、11月8日(火)を予定しております。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆参考図書として、2022年夏に出版予定の『ゲノム進化学(仮題)』(共立出版)をお読みいただくと、より理解が深まると思います。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」
をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 斎藤 成也
肩書き 国立遺伝学研究所特任教授
プロフィール 1957年生まれ。東京大学理学部生物学科人類学課程卒業、同大学大学院理学系研究科人類学専攻修士課程修了(理学修士)、テキサス大学ヒューストン校生物学医学大学院修了(Ph.D)。東京大学理学部生物学科助手、国立遺伝学研究所助教授を経て2002年より現職。琉球大学医学部特命教授(クロスアポイント)、総合研究大学院大学遺伝学専攻教授(兼任)、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授(兼任)。単著に1997『遺伝子は35億年の夢を見る』、2004『ゲノムと進化』、2007『ゲノム進化学入門』、2011『ダーウィン入門』、2015『日本列島人の歴史』、2016『歴誌主義宣言』、2017『核DNA解析でたどる日本人の源流』、2018 "Introduction to Evolutionary Genomics Second Edition",『人類はできそこないである』(2021年12月刊行)など。編著に2020『最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生』、2021『ヒトゲノム事典』、2021『図解 人類の進化』など。
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