大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・カート・ヴォネガットの文学に親しむ。
・現代アメリカ文学・文化に対する理解を深める。
・ポストモダン小説の意義について考える。

【講義概要】
2022年に生誕100年という節目を迎えたカート・ヴォネガットは、全作品(長編小説だけでも14冊あります)が翻訳されるなど、日本でもよく知られている現代アメリカ作家の1人ですが、その活動期間は1950年代から90年代までと長く、それゆえに全体像を理解するのが難しい作家でもあります。本講座では、その「文明(社会)批評家」「SF作家」「戦争作家」「ポストモダン作家」といったさまざまな「顔」を見ていくことで、ヴォネガット文学の大きさや深さを浮かびあがらせることを目指します。

【各回の講義予定】
第1回 2022/11/ 7(月) 「文明（社会）批評家」としてのヴォネガット
第2回 2022/11/14(月) 「SF作家」としてのヴォネガット
第3回 2022/11/21(月) 「戦争作家」としてのヴォネガット
第4回 2022/11/28(月) 「ポストモダン作家」としてのヴォネガット

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は12月5日(月)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	諏訪部 浩一
肩書き	東京大学准教授
プロフィール	東京生まれ。ニューヨーク州立大学英文科で博士号取得(Ph.D.)。専門分野はアメリカ文学。著書に『「マルタの鷹」講義』(研究社)、『カート・ヴォネガット――トラウマの詩学』(三修社)など、訳書にフォークナー『八月の光』(岩波文庫)、『土にまみれた旗』(河出書房新社)などがある。