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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-10-01 / 文学 / 学内講座コード:330112

徒然草を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(月)~12月12日(月)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
24
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・徒然草を丁寧に読み込み、その魅力を味わいます。
・徒然草の世界をよりよく理解するために、鎌倉時代の歴史、当時の宮廷文化、兼好が読んだであろう古典文学や仏教などについても学びます。

【講義概要】
今学期から新規開講する講座です。鎌倉末期、兼好法師によって書かれた「徒然草」は、中学校や高等学校の教科書に掲載されることも多い、おそらく最も有名な古典作品といって良いでしょう。しかし、知名度の高さの割に全体を読み通した経験をお持ちの方は、少ないのではないでしょうか。「徒然草」には宮中にまつわる有職故実を書き記した段、法師や貴族たちの滑稽な失敗譚、そして恋愛や人生への哲学的考察に至るまで、魅力的で多様な文章にあふれています。本講義では「徒然草」を丁寧に読み、この稀有な作品の特質を理解することを目指します。

【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 3(月) 序段「つれづれなるままに」
第2回 2022/10/17(月) 第三段「色好まざらん男」
第3回 2022/10/24(月) 第五段「配所の月、罪なくて見ん」
第4回 2022/10/31(月) 第七段「世は定めなきこそいみじけれ」
第5回 2022/11/ 7(月) 第十二段「同じ心ならん人」
第6回 2022/11/14(月) 第二十二段「古き世のみぞしたはしき」
第7回 2022/11/21(月) 第三十段「人の亡きあとばかり悲しきはなし」
第8回 2022/11/28(月) 第三十三段「今の内裏作り出されて」
第9回 2022/12/ 5(月) 第三十六段「久しく訪れぬ頃」
第10回 2022/12/12(月) 第四十一段「五月五日、賀茂の競馬」

備考

【ご受講に際して】
◆すでにお手持ちの「徒然草」テキストがございましたら、そちらをご持参ください。その場合は指定テキストを新たに購入する必要はございません。
◆休講が発生した場合、補講日は12/19(月)になります。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『新版 徒然草 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)(ISBN:978-4044001186)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中野 貴文
肩書き 学習院大学文学部教授
プロフィール 山口県生まれ。博士(文学、東京大学)。専門分野は、日本中世文学、とくに徒然草。主な著書に『徒然草の誕生―中世文学表現史序説』(岩波書店)、『女学生とジェンダー―女性教養誌『むらさき』を鏡として』(笠間書院)などがある。
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