講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-27 / 日本史 / 学内講座コード:130291
古代日本の交通網―海のみち、陸のみち
- 開催日
- 10月29日(土)~11月26日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・古代の交通に対する理解を深める
・社会と交通との関係について考える視点を醸成する
【講義概要】
奈良時代には、現在の高速道路網にも匹敵する全国規模の道路網が存在した。七道駅路と呼ばれるこれらの道路は、幅10m前後で直線的であるなど高度な計画性と技術力によって造り上げられたものであったが、10世紀後半に前後してほぼ全国一斉に廃絶してしまう。本講座では、古代国家がいつ、どのような目的でこの道路網を造ったのか、そして、なぜ全国一斉に廃絶したのか、発掘調査で見つかった道路跡や今なお各地に残る道路の痕跡、文献史料などを用いて多角的に分析する。また、海上交通も視野に入れ、海上交通が国家形成に果たした役割と、水陸双方の交通の在り方と社会との関係について概観する。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/29(土) 壬申の乱と道路
第2回 2022/11/12(土) 中央集権体制と七道駅路
第3回 2022/11/19(土) 発掘された七道駅路と駅路の廃絶
第4回 2022/11/26(土) 海のみち、陸のみち
・古代の交通に対する理解を深める
・社会と交通との関係について考える視点を醸成する
【講義概要】
奈良時代には、現在の高速道路網にも匹敵する全国規模の道路網が存在した。七道駅路と呼ばれるこれらの道路は、幅10m前後で直線的であるなど高度な計画性と技術力によって造り上げられたものであったが、10世紀後半に前後してほぼ全国一斉に廃絶してしまう。本講座では、古代国家がいつ、どのような目的でこの道路網を造ったのか、そして、なぜ全国一斉に廃絶したのか、発掘調査で見つかった道路跡や今なお各地に残る道路の痕跡、文献史料などを用いて多角的に分析する。また、海上交通も視野に入れ、海上交通が国家形成に果たした役割と、水陸双方の交通の在り方と社会との関係について概観する。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/29(土) 壬申の乱と道路
第2回 2022/11/12(土) 中央集権体制と七道駅路
第3回 2022/11/19(土) 発掘された七道駅路と駅路の廃絶
第4回 2022/11/26(土) 海のみち、陸のみち
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は12月3日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は12月3日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 近江 俊秀 |
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肩書き | 文化庁主任文化財調査官 |
プロフィール | 1988年奈良大学文学部文化財学科卒業。1990年に奈良県立橿原考古学研究所に入庁。奈良県内の遺跡の発掘調査等に携わる。2009年文化庁入庁。埋蔵文化財の保護に係る業務を行っている。2019年より主任文化財調査官。専門は日本古代交通史。主な著書に『古代国家と道路:考古学からの検証』青木書店、2006、『古代道路の謎:奈良時代の巨大国家プロジェクト』祥伝社、2013、『古代都城の造営と都市計画』吉川弘文館、2014、『海から読み解く日本古代史』朝日新聞出版、2020などがある。2012年『道が語る日本古代史』で第1回古代歴史文化賞「なら賞」受賞。 |