講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-05 / 日本史 / 学内講座コード:130248
古代の政変と女性
- 開催日
- 10月 7日(金)~10月28日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・日本古代の政治事件の経緯を理解する
・古代政治史で見落とされてきた女性の動向に関する最新の学問的成果を知る
・政治事件でキーパーソンに女性がなり得た社会的な構造を理解する
【講義概要】
飛鳥から奈良時代にかけて、政変や「謀反」が度々引き起こされました。大津皇子の死と持統天皇の即位、最有力の王族だった長屋王・吉備内親王夫妻の死、いったん譲位したものの淳仁天皇からの皇位奪還に成功した孝謙天皇、かたや譲位後の平城太上天皇とともに失墜した藤原薬子。謎が多いそれぞれの事件も、宮廷に地歩を築いていた女性を含めて全体像をとらえ直してみると、意外な事実に気づきます。この数年、女帝研究や女官研究が深化し、政治史のなかに女性を位置づける試みが進んでいます。その最新の知見を踏まえ、古代の政変と、その中の女性を検討します。
※2019年度冬期の中野校での講座内容に、一部新たな知見を加えて構成しています。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 7(金) 大津皇子の「謀反」と皇子・皇女を支えた女性たち
第2回 2022/10/14(金) 長屋王の変と元明女帝の王権構想
第3回 2022/10/21(金) 仲麻呂の乱での女性の勲功
第4回 2022/10/28(金) 天皇・上皇の対立と薬子の変(平城太上天皇の変)
・日本古代の政治事件の経緯を理解する
・古代政治史で見落とされてきた女性の動向に関する最新の学問的成果を知る
・政治事件でキーパーソンに女性がなり得た社会的な構造を理解する
【講義概要】
飛鳥から奈良時代にかけて、政変や「謀反」が度々引き起こされました。大津皇子の死と持統天皇の即位、最有力の王族だった長屋王・吉備内親王夫妻の死、いったん譲位したものの淳仁天皇からの皇位奪還に成功した孝謙天皇、かたや譲位後の平城太上天皇とともに失墜した藤原薬子。謎が多いそれぞれの事件も、宮廷に地歩を築いていた女性を含めて全体像をとらえ直してみると、意外な事実に気づきます。この数年、女帝研究や女官研究が深化し、政治史のなかに女性を位置づける試みが進んでいます。その最新の知見を踏まえ、古代の政変と、その中の女性を検討します。
※2019年度冬期の中野校での講座内容に、一部新たな知見を加えて構成しています。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 7(金) 大津皇子の「謀反」と皇子・皇女を支えた女性たち
第2回 2022/10/14(金) 長屋王の変と元明女帝の王権構想
第3回 2022/10/21(金) 仲麻呂の乱での女性の勲功
第4回 2022/10/28(金) 天皇・上皇の対立と薬子の変(平城太上天皇の変)
備考
【ご受講に際して】
◆2018年度冬学期の中野校での同名講座の内容に新たな知見を加えて再構成しています。
◆休講が発生した場合の補講は11月11日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆2018年度冬学期の中野校での同名講座の内容に新たな知見を加えて再構成しています。
◆休講が発生した場合の補講は11月11日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 伊集院 葉子 |
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肩書き | 専修大学・川村学園女子大学講師 |
プロフィール | 千葉大学教育学部卒業。専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(歴史学)。専門分野は、日本古代史、女官制度。著書に『古代の女性官僚』『日本古代女官の研究』(以上、吉川弘文館)のほか、『ジェンダー分析で学ぶ女性史入門』(共著、岩波書店)など。2015年第30回女性史青山なを賞受賞。 |