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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-10-30 / 文学 / 学内講座コード:130152

傑作時代小説を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月 1日(火)~11月29日(火)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
30
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・時代小説の歴史(主に戦後)を四回のブームに即して学ぶ。
・自由な時代小説ならではの、従来の常識、価値観の転倒を目撃する。
・独特な発想、他にはない文体の名作を、一作一作精読する。

【講義概要】
次つぎに若手作家もあらわれ、ながくブームのつづく時代小説。本講座では、時代小説の誕生から現在までを概観しつつ、新旧作家の傑作を精読する。今回は、山本周五郎『よじょう』、池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』シリーズ、隆慶一郎『吉原御免状』、松本清張『無宿人別帳』、佐々木譲『婢伝(ひでん)五稜郭』という組み合わせで、戦国合戦もの・英雄豪傑ものとは異なる多彩な時代小説の魅力に迫る。テキストはすべて入手可能な文庫本。

【各回の講義予定】
第1回 2022/11/ 1(火) 山本周五郎『よじょう』を読む―ヒーロー宮本武蔵を笑え
第2回 2022/11/ 8(火) 池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』を読む―悪が悪を喰う
第3回 2022/11/15(火) 隆慶一郎『吉原御免状』を読む―歴史をひっくり返す
第4回 2022/11/22(火) 松本清張『無宿人別帳』を読む―下層民の連帯は可能か
第5回 2022/11/29(火) 佐々木譲『婢伝(ひでん)五稜郭』を読む―闘う仲間が「共和国」

備考

【ご受講に際して】
◆テキスト指定はしませんが、文庫本などでそれぞれの作品を読んでおいてください。
◆休講が発生した場合の補講は12月6日(火)を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 高橋 敏夫
肩書き 早稲田大学名誉教授、文芸評論家
プロフィール 1952年香川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。早稲田大学文学部・大学院文学研究科教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授。日本近現代文学研究。『松本清張 「隠蔽と暴露」の作家』(集英社新書)、『藤沢周平 負を生きる物語』(同)、『井上ひさし 希望としての笑い』(角川新書)、佐高信との長篇対談など多くの著作がある。
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