講座詳細情報
申し込み締切日:2022-07-06 / 芸術・文化 / 学内講座コード:720414
日本美術を掘り下げる―平安・王朝貴族の求めた美 「女性性」のキーワードから日本美を明らかにする
- 開催日
- 7月 8日(金)~ 7月29日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・代表的な日本美術作品を取り上げ、その造形の特色と魅力を追究します。
・日本美術に共通する特質とは何かを、歴史的背景および中国や西欧の美術と比較しながら探ります。
・日本美術の特質から、さらに日本文化や日本人の心性・感性にまで理解を深めます。
【講義概要】
日本美術はどのように生まれ成長してきたのか、そしてどのような性格を持つに至ったのか?縄文時代から日本列島で展開してきた日本美術を、一貫した成長史として捉え、一見多様で複雑に見える各時代の名品に共通するものがあり、しかもそれは中国や西欧の作品とは異なるということを見極めましょう。こうして、個々の美術作品の魅力を味わいつつ、日本美術全体の〝個性〟を浮き上がらせていきたいと思います。そのために、政治史・文学史・宗教史に目を配らせつつ、美術作品としての造形的特質を重視して、ワカリニクイ日本美術をわかりやすく解説していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 8(金) 「国風化の始動 ― 女性性の復権と勝利」藤原氏の摂関体制確立にともなう宮廷文化。漢詩(唐文化)から和歌(和様)へと大きく舵を切った10世紀の美術。
第2回 2022/ 7/15(金) 王朝文化。11、12世紀の仏教美術。大仏師定朝の仏像と平安仏画。
第3回 2022/ 7/22(金) 絵巻と料紙。源氏物語絵巻と三十六人家集、平家納経。
第4回 2022/ 7/29(金) 運慶と快慶。写実的絵画の限界。
・代表的な日本美術作品を取り上げ、その造形の特色と魅力を追究します。
・日本美術に共通する特質とは何かを、歴史的背景および中国や西欧の美術と比較しながら探ります。
・日本美術の特質から、さらに日本文化や日本人の心性・感性にまで理解を深めます。
【講義概要】
日本美術はどのように生まれ成長してきたのか、そしてどのような性格を持つに至ったのか?縄文時代から日本列島で展開してきた日本美術を、一貫した成長史として捉え、一見多様で複雑に見える各時代の名品に共通するものがあり、しかもそれは中国や西欧の作品とは異なるということを見極めましょう。こうして、個々の美術作品の魅力を味わいつつ、日本美術全体の〝個性〟を浮き上がらせていきたいと思います。そのために、政治史・文学史・宗教史に目を配らせつつ、美術作品としての造形的特質を重視して、ワカリニクイ日本美術をわかりやすく解説していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 8(金) 「国風化の始動 ― 女性性の復権と勝利」藤原氏の摂関体制確立にともなう宮廷文化。漢詩(唐文化)から和歌(和様)へと大きく舵を切った10世紀の美術。
第2回 2022/ 7/15(金) 王朝文化。11、12世紀の仏教美術。大仏師定朝の仏像と平安仏画。
第3回 2022/ 7/22(金) 絵巻と料紙。源氏物語絵巻と三十六人家集、平家納経。
第4回 2022/ 7/29(金) 運慶と快慶。写実的絵画の限界。
備考
【ご受講に際して】
◆講師著書『日本美術がワカル本:「女性性」の文化』(慶應義塾大学出版会)を参考図書といたします。
◆休講が発生した場合の補講は、8月5日(金)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆講師著書『日本美術がワカル本:「女性性」の文化』(慶應義塾大学出版会)を参考図書といたします。
◆休講が発生した場合の補講は、8月5日(金)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 林 温 |
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肩書き | 慶應義塾大学名誉教授 |
プロフィール | 博士(美学、慶應義塾大学)。東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科修了(日本美術史)。文化庁文化財保護部美術学芸課主任調査官(絵画部門)、慶應義塾大学教授を経て現在は名誉教授。専門は仏教絵画史。著書は『日本美術がワカル本:「女性性」の文化』(慶應義塾大学出版会)・『鎌倉仏教絵画考ー仏画における「鎌倉派」の成立と展開』(中央公論美術出版)など。 |